高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

令和6年の運勢 その2 四緑木星生まれの人、五黄土星生まれの人、六白金星生まれの人

四緑木星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~活動躍進運
・四緑木星が活動躍進運を意味する、空、父、活動、威厳、先祖の乾宮(けんきゅう)に廻り込みます。
・前年のように高ころびする危うさがないので、運勢は万事好調です。上昇志向、優れた先見の明、躍動感にあふれ、物事が順調に運ぶ時が来ています。
・商談、縁談など社会的にもプライベートでも活発に動くことができ、多忙な日々が続きますが、急激な環境悪化に直面しそうです。焦らずじっくり解決する姿勢で臨んでください。

○生活の指針
・威張ったり、頑固になったり、自信過剰になったりして、人と対立、争いをする傾向が出てきますので、孤立しないよう根拠のない強気の言動を控える必要があります。他人のアドバイスに耳を傾けることが大切です。
・職場では、言い争いが起こるなどやや波乱があるという暗示がありますが、一歩引いた姿勢を持てば、上司や先輩など目上からの応援があり、実力を認められ、昇進・昇給など飛躍のチャンスがくるでしょう。
・商売・事業では、後援者の協力で事業拡張の上昇気流に乗ることができます。資金面での見込み違いが起こる可能性がありますので、特に官公庁関係への提出書類には細心のチェックが必要です。
・行動範囲が広がるので、高望みしなければ出会いのチャンスがあります。意地を張ったり、エゴが強く出る傾向にありますので、交際相手がいる人は、気持ちを切り替えて今までの自分を振り返ることができれば、結婚を期待していいでしょう。
・本来愛情豊かな性格でありながら、今年は、威圧的な部分が出てくることもあるので、仕事の多忙さにかまけて、家庭を顧みないことが不和を招く原因になります。家族との団らん、家族サービスをこれまで以上に心がけましょう。
・金銭運も上昇気味、大金を動かすことがあるかもしれません。収入が増えるだけに、浪費傾向が出て高額商品を買ったりギャンブル、投資に走ったりしやすい時期です。平常心を忘れないようにして下さい。親から受け継いだ資産があれば、ご先祖の墓参りが資産保全の一助となるでしょう。
・多忙で充実しているだけに、無理をしやすいので、意識して規則正しい食事と充分な睡眠に努めてください。

○基本的運命
・四緑木星の人は、物腰が柔らかく風のように行ったり来たり東奔西走し、ある意味柔軟な生き方をしますが、恋愛に関しては激しい情熱を秘めているのが特長です。
・飛躍を好まず、仕事の面でも、一つの事業の見込みをつけた段階ではじめて次の事業展開を検討するような用心深いタイプなので、何をしても失敗して致命傷にはなることはありません。
・ただし、移り気で次々に立位置を変える傾向が強く、幸運を逃さないためにも、決定の際はよくよく吟味すること、そしていったん決定したことは変更しない勇気、目移りしない辛抱強さを覚えましょう。

五黄土星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~喜悦充実運
・五黄土星が喜悦充実運を意味する、澤潤、喜び、金銭、飲食の兌宮(だきゅう)を占めます。兌宮は、季節は収獲の秋、方角は夕日が沈む西、一日では夕暮れを意味します。
・今までの努力が報われる実りの秋を迎え、褒美の果実を受け取ることになるでしょう。特に金銭面の余裕がでてきて、社交や交際の機会も増えて絶好調の一年となります。
・入学、就職、縁談、結婚、出産など公私ともに吉慶に恵まれ、恋愛、旅行、パーティ、趣味など充実した、楽しい日々が続き、悦び多い生活を送ります。

○生活の指針
・酒食のつき合い・交遊が多くなります。よく食べ、よく飲んで大いに楽しみ良好な人間関係をつくって下さい。生活も明るく派手になるだけに、親しき仲にも礼儀あり、というように節度を持った交遊を楽しみましょう。
・失言など言葉によるトラブルの暗示がありますので、今年は言動にご注意下さい。他人の秘密や悪口も軽々しく口外してはいけません。「口は災いの元」になることもありますので、ハートを持って話して下さい。
・職場では、手持ちのプロジェクトがあれば、実行する時です。今年こそ、根気強く、粘り強く立ち向かえば、計画倒れになることはありません。
・商売・事業では、これまでのサービス精神が信頼され、盛況の兆(きざ)しをもたらし収益が上がってきますが、ずさんな経営にならないよう引き締める必要がありそうです。
・結婚、恋愛では、交際相手がいる人は、結婚に進展する可能性があります。交際相手がいなくても、見合い話など新しい出会いが期待できます。
・家庭では、試験合格、縁談、結婚、出産という祝い事が続きますが、レジャーにも縁がある今年は、笑い声が絶えない一年になります。家族そろって遊びに行ったり、小旅行もお勧めです。
・今年は、人やお金に縁ができるものの、かえって浪費が激しくなり支出が収入を上回ることがあります。飲食、レジャー、趣味、冠婚葬祭など出費が重なりますので、運勢低迷期の来年以降に備えて、計画性をもった支出習慣により贅沢や無駄使いを慎まなければなりません。
・付き合いが派手になり、遊び疲れ、気疲れで体調をこわすことがありますので、健康管理が大切です。

○基本的運命
・五黄土星の人は、どこか一本調子で、思い込みが激しく、想像力に恵まれていないだけに特に大事なことは、実行する前に充分考え、相手の心の動きや事態の推移を冷静に把握するよう努めなければなりません。
・この星に生まれた人は、運勢の上下が激しく、ベンツを乗り回すような豪勢な生活をしたかと思うと首が回らなくなるようなどん底に陥ることがあります。
・この危うさを乗り切るには、他人の痛みを感じる気持ちをそのつど自分の中でつくり上げ、分かち合い、共有することが大切です。

六白金星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~停滞変化運
・六白金星が停滞変化運を意味する、山岳、停滞、変化、強欲の艮宮(ごんきゅう)の場所に廻ります。
・行く手を山塊に阻まれるような、視界不良の年になります。物事が容易に進まず停滞する状況でありながら、一方では活動の気運が生じるため、複雑な変化、変調を起こしやく、仕事でもプライベートでも折り目、節目に立たされる暗示があります。
・変化した結果が思いどりにならなくても、焦燥感を抑えて手順を踏んで物事に対応していけば解決への糸口が見えてきます。

○生活の指針
・対人関係も含めて、外部からの要因で変化が起こりやすく、迷いや悩みが多くなるので改革の気持ちが出てきて、かえってあせりや不安を感じることになりそうです。綿密なプランや裏付けがない限り、自ら行動して変化を求めてはなりません。
・職場では、仕事内容や人事異動により、業務環境の変化が生じやすい傾向がありますが、今年いっぱいは異動希望や転職など考えずに、粘り腰を発揮して現在の仕事から離れないようにしましょう。
・商売・事業では、人事規則や就業規則を改正するなど組織内部をかため、また将来の発展に向けて剰余金等社内留保を温存しておく必要があります。新分野への参入を検討する場合は、しっかりした計画のもとに慎重に対応すべきでしょう。
・手詰まり感がありますが、手持ちのプロジェクトがあれば、根気強く、慎重に検証を続け、間違いないと思えるレベルまで計画を練り上げる必要があります。
・恋愛や結婚生活でも変化が生じる時です。変化が吉であれば、恋愛が進展し、結婚へと進むことになります。逆に変化が悪く出れば相手を束縛したり、独占しようとして、せっかく築きあげた関係が破局する可能性がありますので、冷静な付き合いを心がけて下さい。
・家庭では、自宅の購入など不動産関係や遺産相続がクローズアップされますので、ライフスタイルの変更が考えられます。転居や住宅の選定は吉方位を選んで慎重に行動して下さい。
・金銭運が不調なだけに強欲さが出てくるのが今年の特徴ですが、中止や破綻の暗示がありますので、投資の勧誘や儲け話には乗ってはいけません。衰退運の始まりに備えて貯蓄の工夫、節約、支出減に努めて下さい。

○基本的運命
・六白金星の人は、強い性格と運命を持っていますが、粘り強くまた押しが強すぎるため、傲慢と思われ無用の摩擦が起きることがあります。プライドが高い上に正直すぎるのです。
・対人関係では、一呼吸置いたうえで、相手と接触することが生活の要領です。蛇のような狡猾な知恵を身につけるよう心がけて下さい。
・一生の波乱は多い方で、独立運がついているので、大組織ではなく小さなセクションであれば、親分肌で、侠気にあふれる六白金星の人は、存分に腕を振い幸福感を持って生活していくことができるでしょう。

令和6年の運勢 その1 一白水星生まれの人、二黒土星生まれの人、三碧木星生まれの人

一白水星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~上昇開始運
・一白水星が上昇開始運を意味する、震雷、希望、活気、露見の震宮(しんきゅう)にかぶさってきます。震宮は、自然現象では、春一番の雷、季節では心浮き立つ春、方角では朝日が昇る東、一日のうちでは夜明けを意味しています。
・今年は、九年に一度廻ってくる運気上昇の始まり、活気と希望に満ちた年になります。
・目標が達成できる年なので、迷うことがあっても自分のカンを信じて行動するといい結果になります。ただし、今年は暗剣殺がかかり、今まで隠し続けた秘密が明るみに出ますので、注意して行動する必要があります。

○生活の指針
・仕事でもプライベートでも交際、交流が活発になるにしたがって、様々な誘いがあるのが今年の特徴ですが、気持ちが先走りしやすいので、いい話と思った時こそ綿密な調査を忘れないで下さい。自分のペースを押しつけて孤立することがありますので、家族をはじめ親しい人の意見をじっくり聴く姿勢を心がけましょう。
・今年は、善いことも悪いことも露見の作用が強く働き、積み残しの問題が表面化することがあります。借金や異性問題等隠し事があらわになった場合の対応策を考えておきましょう。小さなことでも手抜きはいけません。
・職場では、仕事への意欲が出てきて、何事もテキパキ運んでさばける時です。売り上げ増大、顧客開拓が進展するでしょう。
・事業展開では、新規プロジェクトの実施を検討する時期です。ヒット商品の開発や広告・宣伝の効果が表れ、新規分野への進出の見込みがつくなど発展の兆(きざ)しが表れます。目にみえて好成績を残し、周囲の評価が高まるでしょう。
・家庭内が明るさを取り戻し、活気が出てきます。運動会やPTAなど学校行事にすすんで参加し、家族を支えるサポーターの一人として意識して会話を増やし、絆と連帯を強めて下さい。
・本来、愛情豊かで働き者ですが、今年は、急に感情的になったり、大声を出したりする傾向が出てくるので、家庭では穏やかな会話とふれあいを意識して心がけて下さい。また、各種電化製品を買い替える時期になります。
・生れつきの金銭運に加えて、今年は仕事への意欲が評価されるにつれ、収入も少しずつ増えてきそうですが、気を緩めて無駄使いしないように気をつけなければなりません。コツコツと貯蓄の楽しみを知る時です。
・今年後半から活発に動く日々が始まるので、胃腸の働きを助けるため、暴飲暴食を控え食事の時間を充分に確保して下さい。

○基本的運命
・一白水星の人は、陰か陽か、強情か柔和か、異性への好みもはっきりした性格で、凝り性で秘密を好み、付き合いは悪くないのですが、心の中をみすかされるのを嫌がるため、妙に孤独になる人が多いのが特長です。注意すべきは、自分一人で事を進めないことです。
・問題が起こった時に立ち向かっていく気迫や実力が伴わず難しい局面を解決できないことが多々ありますので、家族や信頼できる友人、アドバイザーに相談する姿勢が大切です。

二黒土星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~順調発展運
・二黒土星が順調発展運を意味する、風、信用、成長、通信、遠方の巽宮(そんきゅう)に廻り込みます。
・この年は、上り調子、加速度的に活躍、実績が認められて、社会的にもプライベートでも信用、信頼を勝ちとることができます。人の縁を大切にして下さい。思わぬ遠隔地から連絡が入り、ビジネスチャンスや新しい人間関係が生まれる時でもあります。
・未整理の諸問題や頭を悩まし続けた懸案事項も徐々にまとまってきます。公私ともに順調、今年こそ追い風の勢いに乗りましょう。

○生活の指針
・残った問題が整理できるようになり、解決へ向けてスムーズに進展していくでしょう。
ただし、優柔不断が原因で交際や信用問題でトラブルに巻き込まれる暗示がありますので注意しましょう。
・今年は通信の年に入りますので、面談するより手紙、メール、電話、ファックスなど通信ツールをフル活用して動けば話がととのいやすいでしょう。
・サラリーマンであれば、実力、実績が認められ昇進のチャンス、職場のうわさ話に動揺する必要はなく、ことの真偽を確認しましょう。また異業種の人たちと活発な交流が始まり、様々な情報をキャッチする機会がくるでしょう。
・自営業なら昨年に比較して売り上げを伸ばすことができます。交際範囲が広がり、特に遠方からの商談も調うことが多く、取引拡大、盛況の兆(きざ)しがあります。
・体力も気力も充分、縁談や新しい出会いがあり、恋愛も好調です。交際中の人は、結婚にふさわしい年となりますので、積極的に道筋をつけて下さい。
・恋愛面では、好調の気配がありますので、新しい出会いが期待できます。カップルの人は、感情が一気に燃え上がり結婚を意識するようになりそうです。
・金銭運も順調、運勢の上昇機運にのって、交際範囲が広がったり、新規事業を立ち上げたりしますが、出費が増える傾向がありますので、収支のバランスに注意して下さい。
・忙しくなると、ストレスで昔の病気が再発することがあります。十分な睡眠とバランスのとれた食事を心がけてください。

○基本的運命
・二黒土星の人は、社会の礎(いしずえ)となって他者へ奉仕するという美質を持っています。この星に生まれた人は、他人を助ければ不思議に運勢が開けていきます。
・一歩一歩足場を固め前進していくタイプで、ある意味大器晩成型でもあるので、最初に決めた方針を貫くことが賢明です。
・カムバックするまで普通以上に時間がかかるので、若い時は、転職・独立を安易に選択してはいけません。また、性格が地味な上に、我慢強く、粘り強いので、派手な仕事についてもできるだけ補佐、裏方にまわる方が利口です。

三碧木星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~生成消滅運
・三碧木星が生成消滅運を意味し、万物の生成と消滅をつかさどる中宮(ちゅうきゅう)に移動します。中宮は、鈍く妖しい光を放つ帝王の位置です。
・運勢が頂点に達するので、今年は、衰微の始まりととらえることができます。ささいなことが原因で、いきなり失職や事故・病気でどん底に落ちるようなことがあるので、要注意の年となります。
・良くも悪くも吉凶禍福のパワーが強く働き、いいことが続いたあと不運に見舞われるなど吉凶両極端、活気と停滞がはっきりあらわれます。

○生活の指針
・今年は、傲慢さや強引さ、独善的な気持ちが強く出てきますので、対立や論争を避けるよう心がけた上で、相手を思いやる豊かな心、いたわりの心が、苦境を乗りきる原動力となります。身を滅ぼすもととなるギャンブルやアルコールにはまりやすい傾向が出てくるので、適度に楽しむという自己管理を忘れないようにして下さい。
・波乱が多く、八方塞がりになることがあっても、あせらず、むやみに動かず、平常心を持ってじっと我慢しておくことが、無難に過ごすコツです。
・職場では、リーダー的存在として業務の中心になるという暗示がありますが、思いつきや力量以上の挑戦をせずに、エゴが目立ってくる時なので、チームプレイを心がける方がうまくいくでしょう。
・商売・事業では、大勝負に出るのは不可、現状維持に努めましょう。自己過信して新規事業や拡張計画の立ち上げも不可、むしろ無駄を省き、効率性向上に努めるなど内部の問題を解決する好機です。
・人とのかかわりが多くなり、異性からも注目されるので、出会いの機会が増えます。交際中の人は、嫉妬や独占欲も強くなり、相手を傷つけることがありますので、この点に注意すれば、結婚まで一気に進むことがあります。また今年は、悪縁、腐れ縁を断ち切る機会がやってくるでしょう。
・家庭でも、強引さや傲慢さが出やすく、亭主関白ぶりが不和のもとになります。身近な家族を大切にして、言い分をよく聴き、団結を強めて下さい。
・貯金や投資への関心が薄く、今まではお金に困ることはありませんでしたが、今年は株式や不動産をはじめとする投資話に乗ってはいけません。
・強運にまかせて張り切りすぎないよう、体調変化を見逃さないようにしましょう。

○基本的運命
・三碧木星の人は、冒険心に富み、知恵と感覚に頼って未知の世界にも恐れず突進していく覇気の持ち主です。善悪を厳しく峻別し、猛り狂う雷のような気迫があります。
・熱しやすく冷めやすい感情の持ち主が多く、仕事でも恋愛でもいったん見切りをつけると誰にも相談せずに退職したり、別離を言いだしたりすることは珍しくありません。
・ただ、目標の途中で挫折しやすいので、周囲の評価に配慮することと良きアドバイザーを持つことが大切です。

碧(へき)、青(せい)、蒼(そう)の違い

1 概要
「あお色」を表現するときに使われる碧、青、蒼という単語は、どこが違うのか?
碧、青、蒼の違いは「新明解国語辞典」を参考にすると次の通りである。

ア 碧~あおのうち緑が強い青、緑がかった青、あおみどり色
イ 青~よく澄んだ空の色に代表される、落ち着いた感じを受ける青
ウ 蒼~木の葉・海・空などの深い青、暗い青

2 碧(へき)、青(せい)、蒼(そう)の違い
⑴ 碧(へき)
碧は、緑ががった青色、というより緑色である。 例えば、碧玉、碧水など緑系の青を表現するときに碧を使用する。
※碧の使い方
・碧い眼をした人形
・1つの雲もない碧空(あおぞら)を仰いだ。

⑵ 青(せい)
青は、緑、水色なども含めて青色系統の総称である。信号の色をはじ め、晴れた日の空や海、月の光、病気のときの顔色などを表現すると きにも使う、普通の青である。また名詞や形容詞につく場合はあおぐ さい、というように「未熟な」「若い」という意味になる。 青は、三原色(青、赤、緑)の一つである。
※青の使い方
・真っ青な顔色をして立ち尽くしている。
・青白い月の光が窓から差し込んできた。

⑶ 蒼(そう)
蒼は、木の葉や海、空のほか、血の気のない顔色や薄暗い月の光の形 容に使われる。
例えば、は蒼海や蒼天、蒼空、蒼然というように暗い青を表現する場 合に使われる。
※蒼の使い方
・恐怖で顔が蒼ざめる。
・鬱蒼と生い茂る草木をどうにかしたい。

ブラ高野~山門入口の戒壇石

禅寺山門の戒壇石には「不許葷酒入山門」といおう注意書きが刻まれている。
これは、葷酒山門に入るを許さず、と読むが、葷(くん 匂いの強い野菜)と酒を寺院に持ち込んではならないという意味である。
葷はネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ、ハジカミの5種の野菜を言ったもので、これらは精力増強材として知られていたので、酒も含めて仏道修行のじゃまになる、ということであろうか。

戒壇石

易経の構成

1 易経の本文~経(けい)
上経(じょうけい 30卦)と下経(かけい 33卦) ←予言書

2 易経の注釈書~伝(でん) ←思想書
易経解釈のための十篇の書物である十翼(じゅうよく)
(彖伝上下、象伝上下、説卦伝、繋辞伝上下、文言伝、序卦伝、雑卦伝)

3 孔子の勉学ぶり
司馬遷によると、孔子は易経を好んだ、という。すなわち、
『孔子、晩にして易を好み、彖・繋・象・説卦・文言を序す。易を読むに韋編三たび絶つ。曰く、
「我に数年を仮し、是くの若くせば、我、易に於いては則ち彬彬たらん」と』

高野白山訳:
孔子は晩年になって易を好み、彖伝、象伝、説卦、繋辞伝、文言伝を整理した。
易を繰り返して読んだので、革の綴じひもが3回も切れた。
孔子がいうには、
「あと数年あってこのように研鑽できれば、私は、易の道理を極めるであろう」

中国の古典12「史記」Ⅳ(司馬遷著)
目次~孔子世家 270~271頁

 

ブラ高野~町子先生とサザエさん

町子先生とサザエさんが何やらひそひそ話をしている。
長谷川 町子(1920年1月~- 1992年5月)は、「サザエさん」や「いじわるばあさん」の原作者であるが、1946年、フクニチ新聞社の夕刊フクニチで「サザエさん」の連載を開始した。
自宅近くの百道海岸散歩中に磯野家の家族の名前を思いついた、という。本人はアルバイト感覚で引き受けたらしい。
磯野家の登場人物は、サザエさん以下、海に由来する、波平、フネ、マスオ、ワカメ、タラオ、カツオである。

町子先生とサザエさん(西南学院大学前)

九星気学の意義

1 意義
九星気学は西洋占星術と違って地上に想定した九つの星により方位の吉凶、運勢の変転
性格判断、人間同士の相性を判定する思想及び技術である。

2 九星の読み方は次の通りである。
一白水星~いっぱくすいせい
二黒土星~じこくどせい
三碧木星~さんぺきもくせい
四緑木星~しろくもくせい
五黄土星~ごおうどせい
六白金星~ろっぱくきんせい
七赤金星~しちせききんせい
八白土星~はっぱくどせい
九紫火星~きゅうしかせい

3 後天定位盤による九星の方位は次の通りである。
西北~六白金星
北 ~一白水星
東北 ~八白土星
東  ~四緑木星
中央~五黄土星
東南 ~三碧木星
南 ~九紫火星
西南 ~ニ黒土星
西 ~ 七赤金星

ブラ高野~福岡市庁舎

福岡市庁舎は、愛知万博の総合プロデューサーを務めた菊竹清訓(きくたけきよのり)が設計し、1988年に完成した。
地上15階、地下2階、高さ65ⅿ、延べ床面積5万㎡、行政棟と議会棟から成り、最上階には食堂があり天神を含め福岡市内が展望できる。
毎年夏になると、各フロアのテラスでアサガオを栽培する緑の「アサガオカーテン」を実施し、市民の憩いとなっている。
建設費はおよそ250億円。

福岡市庁舎

日本最初の干支(かんし)使用例

1 概要
西暦 570年の「庚寅」(こういん)や「正月六日」など銘文が象嵌(ぞうがん)された鉄製の大刀が元岡古墳群(福岡市西区)から出土している。
この大刀は年月日を特定する十干や十二支が入った、日本で最初の使用例である。

2 銘文(めいぶん)
大刀に刻まれた銘文は、「大歳庚寅正月六日庚寅日時作刀凡十二果練」と読める。
意味は、「大いなる庚寅の年、庚寅の月1月、庚寅の日6日、およそ12回鍛錬してこの刀をつくった」となる。(高野白山訳 異説あり)
銘文作者は、
「寅の年、寅の月、寅の日というめでたい時に12回も鍛錬して造った幸運の大刀である」という意味合いをこめているのである。
この大刀は、欽明天皇の時代、西暦570年1月27日に完成した。
※象嵌(ぞうがん)~鉄、真鍮に溝を刻み込み、金づちで金や銀を埋め込む保存、装飾手法。 象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味である。

ブラ高野~アクロス山

アクロス福岡(福岡市中央区天神)裏側のステップガーデンは、高さ60mの階段状の斜面に緑があふれ、まるで自然の山のように見えることから、アクロス山と呼ばれている。
公園の芝生からステップガーデンの最上階まで緑が連続して見えるよう、さまざまな200種の植物が植栽されている。
世界でも美しいスカイガーデンといわれ、まさに都心のオアシスである。
土・日曜、祝日に開園している屋上展望台からは、北は福岡タワーや博多ポートタワー越しに玄界灘を望み、南は中洲方面のにぎやかな光景と油山公園などの山並みを眺めることができる。

アクロス山

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