高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

黙示録の世界(その2)~大天使ミカエルの戦い

甲冑を着込んで軍団の先頭を行く大天使ミカエルが竜に戦いを挑むシーンは、第12章に以下のように描かれています。

女と竜(第12章第7節~9節)
「さて、天で戦いが起こった。ミカエルとその使いが、竜に戦いを挑んだのである。竜とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、投げ落とされた。地上に投げ落とされたのである。その使いたちも、もろともに投げ落とされた。」(新約聖書 新共同訳)

この部分は、地下活動をしている信者達にあてた激励文のようです。
クリスチャンにとって全人類を惑わす者とは誰か。
言うまでもなく、多神教徒にして、文化、芸術の推進者皇帝ネロに違いありません。
ヨーロッパ世界では、西暦380年にキリスト教がローマ帝国の国教となり、ローマの神々が滅び去り、一神教徒と多神教徒の壮絶な長い戦いが終結しました。

また大天使ミカエルは、ジャンヌ・ダルク(西暦1412年~1431年)に「戦え!」というクリエイター(神)のご命令を伝えたともいわれています。
亡国の危機にあったフランスは、弱冠19歳オルレアンの少女の活躍によって救われたが、彼女は火あぶりの刑で殺されました。

クリエイター(神)のご指示を忠実に実行したといわれるオルレアンの少女は、カトリックでは聖人の一人となっているものの、残酷な火あぶりの刑は戦争の罪をあがなうためだったのかどうか、ローマ教皇のご見解を伺いたい、と思っています。

 

 

 

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