高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

ブラ高野~若戸大橋

若戸大橋は、洞海湾にかかる、北九州市若松区と戸畑区を結ぶ橋で、1962年9月に開通しました。
現在は、国策道路として国道199号線の一部になっています。
電気溶接と違って、真っ赤に焼けた鋲(びょう)を一本一本打ち込んで鉄の板を張り付け、組み立てていくという昔の工法で建設されましたが、50年以上たっても微動だにせず景観に溶け込んだ立派な姿で建っています。
この橋は、日本で最初の長大橋ですが、当時は豊かではなかったものの日本全体に活気も夢も満ちていた時代であり、アメリカやヨーロッパを意識して背伸びしたような「東洋一の吊り橋」というキャッチコピーで戦後日本の経済成長を象徴していました。
開通を祝って開催された若戸博覧会は、入場者142万人、若松区と戸畑区の人口は合計15万人、会期2箇月で人口の10倍程度の入場者があったわけで大成功に終わりました。

 

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