高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

言霊信仰

学生の時分、学習塾で英語教師のアルバイトをしていましたが、高校受験を控えた子供たちを激励するために、ベートーベンの手紙からつくられた「悩みを突き抜け歓喜に至れ」というコピーを書いて教えると、「やる気になった」とか「元気が出てくる」と好評で、感謝された記憶があります。

言葉自体がエネルギーを持つという言霊信仰にはまると、昔の平安貴族のように、何にもできずひたすら神だのみ、仏だのみになったり、また旧日本軍の参謀本部や軍令部のように、軍事研究放棄、国土防衛さえできないような無責任組織ができます。

符号・記号あるいは音声である言葉に霊やパワーなどあるはずがなく、ただその発信した結果として残る、巨大な影響力に驚くことがあるだけなのです。

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