宿泊第2夜は、巡礼宿坂口屋です。
ロビーでたばこを吸っていると、何となく人が集まってきて、世間話に花が咲きます。
ベテランの話では、混雑時は客間がふさがるので、食堂として使う大広間まで人が溢れ、一人畳1枚のスペースしかないことがあるそうです。
重宝な「四国八十八ヶ所詳細地図帖」を売店で購入します。
山奥の宿ですが、ウオッユレットつきの立派なトイレがあります。
今は夜10時、シーンと寝静まる中で、部屋の隅から「南無大師遍照金剛」という寝言がはっきりと聞こえてきます。
この人は、おしゃべりとアルコールが大好きで、何の屈託もなさそうですが、よほど深刻な心願を持っているようです。
大願成就されますように。
坂口屋の公式ホームペーです。
http://minshuku-sakaguchiya.com/