高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

四国巡礼記シリーズ~3台の箱車

徳島県阿南市にある22番札所平等寺(びょうどうじ)は、医者からも見放され下肢障害で歩行不能の人が、立ち上がり歩けるようになったことを感謝して、四角い長方形の木製箱車が奉納されています。

大中小の3台あり、大きい箱車は、高さ1.5m、幅1m、長さ2m程度あります。

乗ってきたのは、高知の人で、大正12年の事だそうです。

箱車の側面には食事を入れたり、排泄物を渡したりするための窓のような穴(縦20cm。横30cm)が開いています。

これに乗せられ、引っ張られながらここまで祈願に来たのでしょう。

お先達の話によると、ほかにも昔の汲み取り式トイレに落ち込んだとたん、足が立った人もいたそうです。

ワーワーわめき声がするので、ご住職が驚いて駆けつけると、足が立って歩けるようになった人の喜びの声だった、ということです。

ご祭神は、東にあるといわれる瑠璃光浄土を所管する薬師如来です。

平等寺の公式ホームページです。
http://www.88shikokuhenro.jp/tokushima/22byodoji/

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