占いに限らず、日常用語でも吉といい凶といいますが、吉凶の具体的な意味あいになると、はて?と首をかしげるところです。
吉凶を他の日本語に変換するとどうなるか、「中国の思想Ⅶ 易経」(丸山松幸訳)によると以下のようになります。
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吉~幸いがある。
凶~禍がある。
悔~後悔するようなことになる。
吝~人の非難を受けて行きづまる。
咎なし~欠点はあっても咎めを受けるようなことはない。
ほかに「大川を渉るに利ろし。」とか「往くところあるに利ろし。」など慣用句に注目することが易経理解の早道でもあります。