高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

高島呑象の天才性 その5~日本海海戦の勝利を予言

ア 状況
日本海海戦(1905年5月27日~28日)の勝敗を占って、雷水解の上爻「公もって隼を高墉の上に射る。これを獲て利ろしからざるなし」と出たので、日本の勝利を新聞紙上で公表した。

イ 結果~雷水解の上爻
雷水解の本卦
西南の方向が利しい。問題なければ元のところに戻って吉。障害となることがあれば早く解決して吉
上爻
君主が高い城壁の上にとまっている隼を射落し、獲るので何事も順調である。

ブラ高野~福岡城の上之橋御門跡

福岡城の入り口は、上之橋御門・下之橋御門・追廻橋御門の三か所である。
このうち上之橋御門(かみのはしごもん)は、上之橋を渡るとすぐの場所、福岡城の大手門といっていいであろう。
大手門の名称は、今でも福岡市中央区の地名として海側一帯に残っている。
この門の二階は櫓(やぐら)形式であったが、第二次大戦の戦災で門ともども焼失した、という。

上之橋御門跡

上之橋

 

 

 

 

高島呑象の天才性 その4~日清戦争後の三国干渉を予言

ア 状況
明治27年6月28日、日清戦争開戦前に戦後の行く末を占ったところ、水天需の上爻が出たため、露、英、米よる三国干渉を新聞に発表した。上爻は、「思いがけない客が三人来るであろう」という内容である。

※日清戦争(明治27年7月~明治28年3月)
※実際の三国干渉〈明治28年4月)は、露、独、仏

イ 結果~水天需の上爻
水天需
需は、誠実さをもってすればおおいに通る。正しければ吉。大きな川を渡って良い。
上爻
窮地におちいる。思いがけない客が三人来るであろう。真摯な気持ちで応対すれば、結局は吉

ブラ高野~一里塚

一里塚は、江戸幕府により東海・東山・北陸道をはじめ全国規模で設置された道しるべである。
一里塚のそばには榎や松が植えられ、旅人の休憩所としても機能していたという。
旅人の利便性向上を目的としていたものの、街道を付け替えても場所をかえなかったり、補修も行われなかったため、江戸時代後期には原型をとどめないほど荒廃したものが多くなった。

福岡藩では西の前原道は福岡城内上の橋御門を起点として藤崎に一里塚を設置し、東の箱崎道は同じく桝形門の西中島橋を起点として筥崎宮前に、それぞれ設置された。
一里はおおむね4kmである。
福岡市早良区藤崎の一里塚(写真)は福田眼科病院によって再建された。

一里塚

 

九星による社会運 その9

九紫火星の年(2018年、2027年、2036年)

・暗剣殺~四緑木星
・坎宮~五黄土星

この年は高級品や派手な品物が好まれ、書や絵画をはじめとする芸術や芸能、文芸等知的な活動が話題になるであろう。
火の星である九紫火星が中心になるので、夏は特に熱くなり、水飢饉、渇水の恐れがある。色は紫か赤が流行するであろう。
南の四緑木星に暗剣殺がつくので、四緑木星が意味する貿易の赤字増大、円安など国際的な信用問題が起こったりする。
坎宮に五黄土星が入るので、五黄土星が表すサラ金や不動産業界、リサイクル業界が伸び悩むであろう。

1991年~バングラディッシュサイクロン

 

九星による社会運 その8

八白土星の年(2019年、2028年、2037年)

・暗剣殺~二黒土星
・坎宮~四緑木星

この年は社会的にも大きな変化や変革を求められるが、中宮にある八白土星は停滞の要素も持つので事態は思ったほど進展しない。
経済面では公的機関が民間企業に衣替えしたり、政治上は連立政権が成立したり、混乱が長期間続く。
洋服ダンスや冷蔵庫など大型の商品や高さのある品物がよく売れる。
2020年1月15日、日本で最初に新型コロナ患者が確認された。
色は黄色やベージュが好まれる。
東北の二黒土星に暗剣殺がつくので真面目なサラリーマンの生活が苦しくなり、社会不安の一つとなる。企業も社員の待遇改善など改革が求められる時である。あわせて政府も雇用側への行政指導に入ることになるだろう。
坎宮に四緑木星が入るので、四緑木星が意味する貿易、運輸・運送、旅行業界も業績が低迷するであろう。

2010年~ハイチ大地震

九星による社会運 その7

七赤金星の年(2020年、2029年、2038年)

・暗剣殺~九紫火星
・坎宮~三碧木星

この年は遊興ムードが社会の隅々までまん延し、パチスロや競馬などレジャー産業が栄え、ゲームセンターなどアミューズメント施設も増加傾向となる。
飲食についてもグルメ志向が強くなり、食べ歩きなど食自体が遊びのツールとなるであろう。
巷では金融関係の話題が中心になってくる。
2011年3月11日に東日本大震災が起こった。
流行色は白色かシルバーが有力である。
西南の九紫火星に暗剣殺がつくので、九紫火星が意味する高級品や華やかな商品が売れる反面、株価が下降して株式市場が閑散とし、教育界、出版界も低迷を続けるであろう。
坎宮に三碧木星が入るので、三碧木星が表す電気・機械業界、広告産業の業績は伸び悩むであろう。

1939年~第二次世界大戦
1948年~トルクメニスタン地震

九星による社会運 その6

六白金星の年(2021年、2030年、2039年)

・暗剣殺~七赤金星
・坎宮~二黒土星

この年は政界や大企業の営利追及が目にあまるため、マスコミはじめあちこちから非難されるであろう。商品は乗用車でいえばランドクルーザーのような大型のものが、また日用品に限らず丸い形のものが流行する。
航空業界、銀行業界の改組・再編が進む。
色は白色、シルバーが流行するであろう。
西北の七赤金星に暗剣殺がつくので、七赤金星が意味する金融界で不正融資、政界、宗教界の裏取引が暴露され、国民から批判を受けるであろう。
坎宮に二黒土星が入るので、二黒土星が表す農産物の輸出促進、勤労者の待遇改善が重要な課題となる。

1976年~中国大地震
1985年~日本航空123便墜落事故(御巣鷹山)

九星による社会運 その5

五黄土星の年(2013年、2022年、2031年)

・暗剣殺~中宮
・坎宮~一白水星

この年は社会全体に退廃的な雰囲気がはびこって、贈収賄や凶悪犯罪がマスコミをにぎわす年である。
2022年現在東京オリンピック組織員会理事の贈収賄について司法当局が捜査中である。
万物の消滅を意味する戦争が起こり、葬祭業が発展しギャンブルが盛んになる。
突発的な事故や不幸を内包する暗剣殺が中宮に隠れながら、社会に厄災をもたらすのである。
2022年2月24日にウクライナ戦争が勃発した。
色は黄色かベージュが流行するであろう。

五黄土星中宮の年は、大戦争や全世界を揺るがす深刻な厄災が多発するが、過去の事例を挙げると以下の通りである。
1914年~第一次世界大戦
1923年~関東大震災
1932年~5・15事件
1941年~太平洋戦争
1986年~チェルノブイリ原発事故
1995年~阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件
2004年~インド洋津波

 

九星による社会運 その4

四緑木星の年(2014年、2023年、2032年)

・暗剣殺~三碧木星
・坎宮~九紫火星

この年は旅行や貿易に関する話題が目立って多くなる。
特に運輸・運送、マスコミ、通信はじめとする各業界は風のようにフラフラと行ったり来たりで、販売成績が上がったと思えば下がって、とりとめのない年になる。
大風や突風が多くロングブーツやロングスカートという長めの商品が良く売れて、色は緑が好まれる。
四緑木星中宮の年は、東南の三碧木星に暗剣殺がつくので、三碧木星が意味する電化製品や広告・宣伝の仕事が少なくなり、家電・電力・電話関連産業が売上げ不振となる。
九紫火星が坎宮に入るので、九紫火星が表す高級品や酒・たばこ等嗜好品の売れ行きが芳しくないであろう。

1906年~香港津波

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