高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

八卦の威力

八卦は、三つの陰陽でつくられており、陽は直線、陰は断線で表現します。
八卦を組み合わせて成立した六十四卦それぞれに、爻(こう)という名称の指針がついていますが、卦(か)と爻(こう)をあわせて、解釈し、方針を読み取っていきます。
易占いは人物像をはじめとして、どんなことでも対象になりますが、特に出処進退を決める場合に威力を発揮します。
占いの結果を解釈する際は、連想ゲームのように自由な連想が上達への近道でもあります。

花のたより~チューリップ

ユリ科の一つであるチューリップの最盛期は、毎年4月、花の色は赤をはじめとして、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、青、緑、茶と様々な色がありますが、原産地は、トルコのアナトリア地方です。

チューリップといえば、チューリップバブルを思い出します。
西暦1630年台、オランダで世界最初の経済バブル事件であるチューリップ・バブルが起こりました。
これは、チューリップを投機の対象としたのが発端で、価格の乱高下、手形の乱発が続くなか、保証金だけで大きな商いができる先物取引がさかんに行われていました。

チュ―リップの花言葉は思いやり、だそうです。

 

 

 

筮竹はどうして50本なのか

50本の筮竹を使って易を立てますが、なぜ筮竹は50本なのか、という疑問に繋辞上伝は次のように答えています。

天の数は、奇数であり、陽であるので、
~1、3、5、7、9で計25
地の数は、偶数であり、陰であるので、
~2、4、6、8、10で計30
天の数25と地の数30を合計すると55
55から端数の5を引くと50

ただし、50本のうち、1本は太極として筮筒に収めるので、残りの49本をもって占う段取りとなります。

書き下し文は、次の通り
「天一地二。天三地四。天五地六。天七地八。天九地十。天の数五、地の数五。五位相得て各々合うことあり。天の数二十有五。地の数三十。およそ天地の数五十有五。これ変化を成して鬼神を行うゆえんなり。大衍の数五十、その用四十有九。」
※大衍(だいえん)の数~大いに広がる数字→筮竹の本数のこと

花のたより~夜桜

風に乗って花が舞い散る桜吹雪も見事ですが、桜の美しさが引き立つのは、夜のしじまが深くなる頃の、ライトアップされた夜桜でしょうか。
毎年のこととはいえ、幻想的な夜桜の荘厳美は、たとえようがない、という想いがしています。
桜の花言葉は「優美な女性」「精神の美」「淡泊」だそうです。

 

 

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