高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

陰陽五行説

陰陽論は、万物の実体は陰と陽から成り、陰と陽はある時は対立、ある時は融合しようとして、循環、変化している、という認識をいいます。
陰も陽も、対象を理解しやすくするための便宜上の区分で、実は両者は、混沌として区別がつかず一体で宇宙の根源とするのがこの思想の特徴です。と書くとややこしいのですが、八卦も四象も日常のなかに潜む陰陽も、いつしか太極へと収斂していく、と理解すれば間違いないでしょう。
陰陽論と五行説が結びついた思想を陰陽五行説といいます。
十干、十二支のうち、十干は、五行から派生した概念なので、十干を陽と陰で訓読みすると、「木火土金水」の五行が姿を現してきます。

きのえ(陽)・きのと(陰)→木
ひのえ(陽)・ひのと(陰)→火
つちのえ(陽)・つちのと(陰)→土
かのえ(陽)・かのと(陰)→金
みずのえ(陽)・みずのと(陰)→水

花のたより~ゼラニューム

ゼラニュームは、南アフリカ原産で、いろどり派手な南国風の多年草ですが、丈夫で育てやすく陽だまりさえあれば真冬でも開花します。
条件によって違ってきますが、花が咲く期間が長いのが特徴です。

 

 

周易とは

周易は、連山易や帰蔵易と対比するために使われる用語で、周の初期に完成した予言書である易経に根拠を持つ占いですが、易という文字は、とかげの形(日が頭部、勿が足と尾)に由来するという説があり、皮膚の色を変えるとかげにちなんで、易の字源は「変化」ということです。
ちなみに、王朝交代の理論である易姓革命は、「姓を易(か)え、命が革(あらた)まる」と読みますが、新たに天の命令が下されたので姓(王朝)が交代するのだ、という意味で、新王朝の正当化理論となっています。
易は、乾(けん)、兌(だ)、離(り)、震(しん)、巽(そん)、坎(かん)、艮(ごん)、坤(こん)という八つの要素により、人生を八つの局面に分けて、把握する思想でもありますが、万物の本質を変化であると見破った易経の認識論は、あと一歩進めると世界を現象とみる空の思想に近づくため、変幻自在であり強い説得力を持つのが特徴です。

花のたより~ツツジ

4月から5月に花が咲くツツジは、栽培が簡単なので生け垣としても利用されます。
1軒の家でも玄関と門が直列に並んだり、2軒の家の玄関や門が向き合うのは、対立相といって家相上の凶相ですが、改善策として目隠しのためツツジを植栽することもあります。
ツツジは、種類が多く全世界には800種から1,000種が分布しているとされています。
ツツジの花言葉は、節度や慎みです。

 

 

 

 

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