高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

ブラ高野~巣鴨の庚申塔

京都まで続く中山道(なかせんどう)の宿場町として栄えた巣鴨の地蔵通り商店街北端に庚申塔があります。
巣鴨駅からぶらぶら歩きに程よい距離で若い人も多く、疲れると「米田コーヒー」でくつろぐことができます。

庚申の日、人の体内に棲む三尸(さんし)という虫が、その人が寝ている隙に天に昇り、天帝に日頃の罪を告げる…すると天帝は罰としてその人を早死にさせる…という信仰が古代中国にあり日本でも影響を受けています。

庚申の夜になると、人々は三尸が体から抜けでないように眠らずお喋りや飲食を楽しむという風習が最近まで日本各地に残されていました。
長く続けば、地元の人々は寄合の記念碑として庚申塔(塚)を建立しました。

巣鴨庚申塔(500年記念碑)

家相学とは

家相学は、方位の理論を応用して、主に張りと欠け、家の向きや水回りの場所等について吉凶判断し、家から受ける正負のエネルギーを解明する研究であり、先天図と後天図及び後天定位盤に基づき理論づけ、易や九星気学の成果を取り入れた吉凶禍福論です。

家の張りは住人のパワーが増すとともに、外部の支援など対外的な吉作用も期待できますが、欠けになると、住人の力を弱め外部からの侵害というマイナス作用がある、といわれています。
張りと欠けの判定が家相学の核心の一つです。

 

ブラ高野~福岡タワー

電波送信塔である福岡タワー(福岡市早良区百道浜)は、外壁がガラスのようなミラーセイルといわれる素材で覆われ、地上から234mの高さがあります。
鉄骨むき出しの電波送信塔に比べると、オシャレ感が強く都市景観を優先して造られていることが実感できます。
市街を一望することができる展望室は、エレベーターで約70秒、高さ123mの位置にあります。
福岡タワーの外観は、8000枚のハーフミラーで覆われた正三角柱の形状で、三角柱の上部には福岡市の市章がシンボライズされています。
123mと234mという数字の洒落は、設計者の功績というべきでしょう。

家相における段差と天窓の意味

家相では、先天図と後天図という二つの図表を使って吉凶を説明しています。
家の床は先天図において大地を意味する坤と位置づけています。
坤すなわち床に段差がある家に住み始めると、仲良し家族に溝ができます。

一方後天図を使うと、東は長男を表すので、東が段差で下っていると、家族のなかで長男の影が薄くなり、東南の段差は、引きこもりなど長女に悪い影響が出ることがあります。
西南に段差があると、ここは母の居場所なので、主婦の働きが鈍く弱くなります。

施主の嗜好、好みが出る屋根は先天図で乾を指し、乾は、南を意味しますが、屋根の段差すなわち天窓のある家に住む人は、太陽の光に頭を照らされている状態が続くので、その家に住むかぎり脳の病気を患います。
この病は、長患いとなるのが特徴です。

タロットカードⅩⅦ~星(The Star)

水辺で若い女性が二つの壺から水を注いでいます。
一つは豊穣(ほうじょう)の海へ、もう一つは母なる大地へ。
流れ出した水は、大地に落ちて種子を育(はぐく)み、もう一方の水は水流へと戻り、再び流れを水で満たします。
大地は、生命の母であり、流水は生命の源泉(みなもと)です。
右の足は、清らかな水に浸されて意識の深層真理に触れ、魂を揺り動かすような美や感動が、どんな状況で生み出されるのか明らかにしています。
天上には、希望の象徴といわれるシリウスを中心に、八つの星がきらめき、その光を一身に浴びた乙女の裸身が明るく輝いています。

※シリウス~太陽、月、金星などの惑星を除けば地球からみえる最も明るく発光する星である。シリウスの語源は、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」という意味である。

正位置では、願いの成就(じょうじゅ)や明るい見通し、逆位置では、高望みや不安、恐れを意味します。

 

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