高野白山の九州易占塾

徒然の記

ブラ高野~桜橋

東京都墨田区と台東区を結び隅田川に架かる、言問橋上流の桜橋は、上から見るとX形の優美な形状の線を描いています。

橋の長さ約170m、1985年に完成、総工費28億3000万円、歩行者専用橋で、都市景観に溶け込むよう色はベージュ系でまとめられています。

この橋は、映画、ドラマ、バラエティなどのロケにも利用され、映画「菊次郎の夏」(北野武監督)の冒頭シーンにも登場しました。

桜橋(台東区側から墨田区を臨む)

説明看板(橋がX形)

陰陽説と五行説

陰陽説は、森羅万象すべて陰と陽の二つに分けられ構築されている、という認識論です。
陰も陽も、対象を理解しやすくするための便宜上の区分で、両者は、混沌として区別がつかず一体で宇宙の根源とするのがこの思想の特徴です。

日常のなかに数多くの陰陽事例が潜んでいます。吉と凶、火と水、天と地、昼と夜。
したがって陰と陽の概念は、絶対ではなく、相対(そうたい)です。

五行説は、世界は「木・火・土・金(ごん)・水」の五つの要素から成り立っていると説きます。
陰陽説と五行説を組み合わせた陰陽五行説によって、すべての現象と事象、近未来がわかるとされています。
易も九星気学も陰陽五行説の立場で世界の循環と流転・変化の在り様を導く占いです。

ブラ高野~庚申神

徳永公園(福岡市西区)にある庚申神と刻み込まれた石塚は、由緒書きによると女原地区の道路上にあったものを伊都土地区画整理事業のために移転したそうです。
庚申神(信仰)は、中国伝来の道教をもとに、密教・神道・修験道が混淆(こんこう)し、地元の寄合い制度に組み込まれた土俗習俗(信仰)といっていいでしょう。

庚申の日は、夜になると天帝という天の神様に悪事を報告する三尸(さんし)という虫の動きを封じるために、人々は集まって話し込んだり、酒を飲んだりして夜明けを待ちました。
女原地区では大きめの石で庚申の記念碑を建てましたが、庚申待ちが大正年間まで各地で行われていたことを考えると、日本文化の重層的な陰影の濃さを垣間見ることができます。

庚申神の石塚

周易とは

周易は、周の初期に完成した予言書である易経に根拠を持つ占いです。
周易の原型である連山易、帰蔵易とも詳細は不明ですが、易という字は、とかげの形(日が頭部、勿が足と尾)に由来するという説があります。
皮膚の色を変えるとかげにちなんで、易の字源は「変化する」という意味です。

ちなみに、王朝交代の理論である易姓革命は、「姓を易(か)え、命を革(あらた)める」と読みますが、天命が革まったので、王家が代わる、という意味です。
易は、乾(けん)、兌(だ)、離(り)、震(しん)、巽(そん)、坎(かん)、艮(ごん)、坤(こん)という八つの要素により、人生を八つの局面に分けて、把握、予知する占いですが、万物の本質を流転と変化とみる易経の認識論は、あと一歩進めると全世界を現象とする空の思想に近づくため、変幻自在であり強い説得力を持つのが特徴です。

八卦は、三つの陰陽が重なってつくられており、直線が陽、断線が陰です。
八卦を組み合わせて成立した六十四卦に、それぞれ爻(こう)という指針が六つついているので、卦(か)と爻(こう)をあわせて、解釈し、方針を決定していくという段取りになります。
易占いは人物像をはじめとして、どんなことでも対象になりますが、特に出処進退を決める場合に威力を発揮します。

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