いつでもできる易占い
易占いは、卦(か)と爻(こう)を出すことから始まります。
けん だ り しん そん
卦には、1乾(天)、2兌(澤)、3離(火)、4震(雷)、5巽(風)、
かん ごん こん
6坎(水)、7艮(山)、8坤(地)の八つがあります。
真摯な気持ちを持って、必死に占えば的中します。
(1) まず、卦を出してみましょう。
卦(か)は、当事者の全体運や天の時を教えています。
- 5㎝四方の紙片を8枚準備して、1から8まで数字を記入します。
- 次に、目を閉じて一心にテーマを念じながら、8枚の札をよく混ぜ合わせ、気合いとともに無作為に1枚引き抜きます。
→8番札の坤(地)がでました。 - もう一度、2の動作を繰り返します。
→今度は、2番札の兌(澤)がでました。 - 2枚の札を下から並べます。下記のように「澤地萃」(たくちすい)となりました。
(2) 爻(こう)を調べてみましょう。
しょこう じょうこう
爻(こう)は、初爻から、二爻、三爻、四爻、五爻、上爻まで六つあり、具体的な進むべき方向、方針を示します。
- 7番札と8番札を除いて、1番札から6番札を使います。上記2の動作をみたび繰り返します。
- その結果、4番札が出てきましたので、四爻(よんこう)となります。
- 卦と爻(こう)の結果は、澤地萃(たくちすい)の四爻(よんこう)でした。
卦爻(かこう)の意味を確認したときに、「思い当たるフシがある」とか「やっぱりそうか」「何となくそんな気がした」と感じる場合は、的中しています。
※易を立てる場合は、以下の注意が必要です。
- 常識で判断できることは占ってはいけない。
- 同じテーマで二回占ってはいけない。
- 抽象的な課題を絞り込み、日時や期限、場所まで決めて、テーマに入れること。
- 日時や場所など具体的なテーマで占った場合は、行動していいかどうか、卦よりも爻の方針を参考にした方が無難ですが、陰陽の並び方、漢字の意義、テーマの内容など総合して判断する必要があります。
- 右か左かを占う場合は、右に行ったらどういう状態になるか、左に行ったら結果はどうかと二回占う必要がある。