高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

人生の応援歌

易経の解説書で、吉凶の生じる理由や八卦の由来などまとめて説明した繋辞伝の中には、往くとは屈するなり(不運の時こそ力を蓄えよ)という励ましのメッセージが込められています。

その部分を抜粋すると、「日往けばすなわち月来り、月往けばすなわち日来り、日月相推して明生ず。寒往けばすなわち暑来り、暑往けばすなわち寒来り、寒暑相推して歳成る。往くとは屈するなり。来るとは信(の)ぶるなり。屈信相感じて利生ず。」

意味は、「太陽が沈めば月が昇る。月が隠れれば太陽が昇る。日月が交代で推移することにより、自然の明るさが生じるのである。寒さが過ぎれば暑くなる、暑さが去れば寒くなる。暑さと寒さが互いに推移して1年が形成される。去るとは消滅ではなく、屈すること、すなわち身を縮めて力を蓄えることである。来るとは、伸びること、すなわち身を伸ばして力を発揮することである。屈と伸の交替・循環により、効果が生じるのである。」(中国の思想Ⅶ 易経 丸山松幸)

下記のキャッチコピーは、往くとは屈するなり、と書いていることから連想して浮かんできました。私たちは、夏と冬、太陽と月、幸運と不運、陽と陰等々を平等に経験する世界に住んでいます。

~幸運は衰微の兆し、不運はリベンジのはじまり~(高野白山)

 

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