高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

陰陽五行説

陰陽論は、万物の実体は陰と陽から成り、陰と陽はある時は対立、ある時は融合しようとして、循環、変化している、という認識をいいます。
陰も陽も、対象を理解しやすくするための便宜上の区分で、実は両者は、混沌として区別がつかず一体で宇宙の根源とするのがこの思想の特徴です。と書くとややこしいのですが、八卦も四象も日常のなかに潜む陰陽も、いつしか太極へと収斂していく、と理解すれば間違いないでしょう。
陰陽論と五行説が結びついた思想を陰陽五行説といいます。
十干、十二支のうち、十干は、五行から派生した概念なので、十干を陽と陰で訓読みすると、「木火土金水」の五行が姿を現してきます。

きのえ(陽)・きのと(陰)→木
ひのえ(陽)・ひのと(陰)→火
つちのえ(陽)・つちのと(陰)→土
かのえ(陽)・かのと(陰)→金
みずのえ(陽)・みずのと(陰)→水

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