高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

凶方位

1 意義
旅行、買い物、恋愛、仕事などおよそ人間の行動には必ず方位、方角がありますが、吉方位の取り方は別の機会に譲って、ここでは悪いことが起こるといわれる凶方位についてご紹介しましょう。
方位学は、その年によっても個人によっても次々と変化する方位の吉凶について、その法則性を研究対象として人生の一助とするものですが、日常生活で方位にとらわれすぎると、凶方位が多いため八方塞がりになり、吉方取りや方違えをしない限り、どこへも行けない、という事態になります。
スーパーマーケットへ買い物に行くのに方位を調べるようでは、方位学の誤用というほかありません。
地球規模で移動する場合は、方位の凶殺パワーは完全に否定できないものの、国内旅行や転居の場合は気にする必要はなく、天気が良ければ儲けものというところでしょうか。
方位の吉凶判断や方違えは、大陸、大洋規模の話で、地球儀でみると縦に細長い線のような日本列島に住んでいる限り、日常では気にする必要はないでしょう。

※方違え(かたたがえ)~直接目的地へ向かわず、別の方角から吉日を選んで行くこと

2 種類
⑴ 暗剣殺~五黄土星の反対方向(暗闇でいきなり斬りつけられるような突発的な不運・不幸)
⑵ 五黄殺~五黄土星の方向(だらだらと緩慢に続く不運・不幸、事業の停滞不振、慢性病、体調不良)
⑶ 歳破(さいは)~その年の十二支の反対方向(物事の破綻、失敗)
⑷ 本命殺~本命星の方向(自己責任による不運・不幸)
⑸ 本命的殺~本命星の反対方向(外部に原因がある不運・不幸)
⑹ 月破(げっぱ)~その月の十二支の反対方向(物事の破綻、失敗)
⑺ 定位対冲~定位盤における定位置の反対方向(最終段階で起こる物事の破綻、失敗)
⑻ 月命殺~月命星の方向(自己責任による不運・不幸)
⑼ 月命的殺~月命星の反対方向(外部に原因がある不運・不幸)
⑽ 日破(にっぱ)~その日の十二支の反対方向(物事の破綻、失敗)

※定位対冲は、ていいたいちゅう、あるいはじょういたいちゅうと読む。対冲は、反対側のこと

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