高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

易の根源

易は、事物の始まりとして太極なるものを想定しています。
太極から陰陽である両儀が生まれ、両儀から老陽・少陽・老陰・少陰の四象が生じ、四象からは八卦が生じた、といいます。
八卦は、吉凶を予知することによって、事業を成就させるためにあります。
四象は、変化を示すためであり、易経に書いている字句は、未来を告げるためであり、未来に吉と凶の区別を立てるのは、人々の疑いに断を下すためです。
繋辞上伝の書き下し文は、次のようになります。

○書き下し文
この故に易に太極あり。これ両儀を生ず。両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず。八卦は吉凶を定め、吉凶は大業を生ず。
易に四象あるは、示すゆえんなり。辞を繋くるは、告ぐるゆえんなり。これを定むるに吉凶をもってするは、断ずるゆえんなり。

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