高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

タロットカードⅩⅩI ~世界(The World) 

タロットカード№21は、達成を意味するカードです。
月桂樹の輪の中、清らかな裸身からは、何のてらいもなく気負いもなく、ナイーブな真心が伝わってくるようです。
このカードは、様々な明暗をくぐり抜けて感受した最高の悦び、昇華された魂を暗示しています。
五感を超越して、宇宙と一体となる至上(しじょう)の忘我状態を表す幸運のカードは、現実世界でも目標達成を約束します。
月桂樹の外周を獅子・雄牛・天使・鷲が囲んでいますが、獅子は火、雄牛は大地、天使は風、鷲は水を象徴しています。
四つの生き物は、ヨハネ黙示録で次のように描かれています。

天上の礼拝(ヨハネ黙示録第4章第6節~第8節)
この玉座の中央とその周りに四つの生き物がいたが、前にも後ろにも一面に目があった。第一の生き物は、獅子のようであり、第二の生き物は若い雄牛のようで、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった。この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、そのまわりにも内側にも一面に目があった。彼らは、昼も夜も絶え間なく言い続けた。
「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、
全能者である神、主、かっておられ、今おられ、やがて来られる方」
(新約聖書 新共同訳)

このカードは、正位置では、ハッピーエンドや達成、自信、逆位置は、未達成、中途半端を意味します。

 

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