高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

家相の見方~東北の意味

東北は、九星のうち、八白土星が位置しています。
東北の方位を鬼門といい、反対側の西南を裏鬼門といいます。
十二支では、丑(うし)と寅(とら)にあたるので、東北の方位をかつては丑寅と言っていました。鬼門の意味を強調する場合は、丑寅の艮(ごん)といいます。
ここは、三合金局と三合火局の接点で、家族では、少年(三男)を意味します。

・東北は、気が陰から陽へ、また陽から陰へ変化する場所であり、万物の終わりと始まりというとらえ方をする場所です。
・一般的には、家相の陰陽では、土地は男の働きで陽、家自体は女の働きで陰とみますが、鬼門だけは、陰と陽が並立する場所ととらえることができます。
・東北の難しさは、変化と停滞あるいは反変化が同時に起こることであり、家の改造は不可、増築も改築も最悪の結果を招きます。
・鬼門は、相続人の場所でもあるので、増改築で形を変えた瞬間から相続争いなど不幸を呼び込む変化が始まります。
・鬼門は、また親戚や兄弟など身内の意味があるので、鬼門のトラブルは、時代を超え、地域に関係なく、世代交代のたびに広く長く続きます。
・鬼門に張りも欠けもなく普通にしておけば、相続で争うことはありません。
・鬼門の方向にある蔵を壊すと、その家は次の代まで持たず、一代で没落するといわれています。

ア 張り
・張りをつくるとどうなるか、鬼門が強すぎると他人の物も身内のものも見境なくほしがるようになります。同じ欲でも強欲に近くなり、相続争いのもととなります。

イ 欠け
・欠けるとどうなるか。金銭の大損失、愛情破綻を招きます。

ウ キーワード
・東北を理解するキーワードは、変化と停滞(反変化)という対立・矛盾するエネルギーです。

エ 丑寅の艮(ごん)の三畳間
・昔から丑寅の艮(ごん)に三畳間をつくると、住人の自死や心中をまぬがれない、といわれています。

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