高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

繋辞下伝~三才

易経では天道と人道と地道を三才(さんさい)といいますが、それぞれに二つの爻(こう)がついているので、天道と人道と地道としてあわせて六つの爻があります。
爻は、変動という意味があり、具体的な指針を教えます。
三才は、三材(さんざい)とも言います。

「易という書物は、内容が広大であらゆる道理を備えている。天道と人道と地道がある。
天と人と地の三才がそれぞれ二つの爻に該当し、その合計が六つの爻である。六という数は他でもない、三才の道なのである。そして三才には、変動があり、その変動に効(なら)うという意味で爻と呼ばれるのである」

○書き下し文
「易の書たるや、広大ことごとく備わる。天道あり、人道あり、地道あり。三材を兼ねてこれを両(ふた)つにす。故に六なり。六とは它(た)にあらざるなり。三材の道なり。道に変動あり、故に爻という」
※它(た)~ほか、よそごと

 

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