高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

家相方位論 その7

1 西の意義
⑴ 概要
・西は、先天図では坎、後天図では兌である。後天定位盤では、七赤金星の位置である。
・十二支は、酉(とり)の方位であり三合金局を構成する。
・家族では、少女(三女)を意味する。
・西は、季節では収穫の秋、一日では夕暮れであり、苦労が実を結び、悦びを象徴する方位である。
・西である兌は、少女に影響し、一家の金運に関係する場所である。
⑵ 張り
・1/3は張りすぎであり1/6が妥当であり、せいぜい1/4以内が許容範囲である。
西は、張りが1/3でも家の外から見れば金持ちと思われるのである。
・西は、人から見ると派手に見える場所であるため、質屋が西に蔵をつくると必ず泥棒に入られる。西の方位に蔵をつくってはいけない、といわれている。
⑶ 欠け
・いつもお金に恵まれず、見栄を張って浪費したかと思うと、異常にケチることがある。
⑷ トイレ
・西にトイレをつくると女の子が傷ものになる。また、けじめない男女関係に走ることがある。
・女性の嫉妬心を生む場所であり、やきもちをやかれることがある。
・金銭を表す西にトイレを造ると、賭けごと、道楽、投資のマイナスをもたらす。
⑸ 浴室、台所
・西に浴室、台所を造ると子供、特に女の子が小児ぜんそくにかかる傾向が強い。
⑹ キーワード
・西を理解するキーワードは、悦び、少女、金銭である。

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