高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

占いの的中力について その2 ユング心理学

・シンクロ二シティという言葉を最初に使ったのは、精神科の医師であるスイス人のユング(1875年生まれ)であるが、ユングは、精神病患者の妄想が、時代や地域や文化の差を超えて、世界各地に残る神話、伝説、昔話に驚くほど似ている事実に気づいた。

・これは、人類に共通する意識であると考え、普遍的無意識(集合的無意識)と名付けた。さらに普遍的無意識の中にシンクロ二シティを起こす原因である元型(げんけい)を仮説として想定し、元型は、全人類にみられる行動様式、あるいは共通した生活習慣であると考えた。
・人間は、程度の差があるものの、二重人格と思っていいが、元型の一つは、二重人格者における裏の人格である。これを影という。

・元型の種類としては、アニマス(男性性)とアニマ(女性性)、太母(母性性)、老賢者(父性性)などがあるが、元型は普段は人格の裏に隠れているので、表に出たい、出したいという欲求からこれがストレスに高まり、シンクロ二シティを起こし、占いが敵中する原動力となるのである。

・元型とは何か?ストレスのもととなる人間の暗黒部分である。

・人によって強弱のある直観力ではなく、元型の存在を認めると、的中力の存在を容易に説明できるのである。

TOPページ

ページの先頭へ