高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

相性判断


相性判断(高木彬光著)は、相性(あいしょう)についての詳細な考察ですが、驚くことに相生(そうしょう)と相剋(そうこく)の関係は8割程度該当しています。

※抜粋
「いま述べたように九星という概念は、方位の感覚から発生したものですが、これに対して五行という概念は、古代中国人の素朴な自然観、宇宙観から発生したものだと言えるでしょう」

「この相性を論じる場合には、九星には方位の感覚がなくなっています。その概念が発生したきっかけからは完全に離れ、一人の人間の運命を支配する宿命の星と考えら れるのです。言いかえるなら、すべての人間は、生まれた瞬間から、この九つの星の うち一つを背負って一生をすごしてゆく宿命にあるのだーと考えて下さい」

「人間の手の指は左右に五本ずつ、合わせて十本です。これが現在の数を数える基本である十進法の基礎になっているということは、現代の数学者さえ一致して認めていることです」

「古代の中国人にしても五、十という数にはひじょうに特殊な意味が含まれていると考えたのもとうぜんです。
『五行』の考えはここから生まれたものと推定されます」

「さて、この五行に対して古代の中国人は、次のような性格を与えました。
木(もく)~発生、成長とその作用
火(か)~発展、拡大とその作用
土(ど)~変化、変形、固定の作用
金(ごん)~成熟、安定とその作用
水(すい)~分解、浄化とその作用」

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