高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

易とは何か その4~乾と坤の違いについて

○乾と坤の違い
生成の限りない連続を易という。万物生成のはじめに、その形をつくる働きを乾(けん)といい、これを受けて一定の定めをもった形を提示する働きを坤(こん)という。数字を極め尽くし、未来を予知する手段を占(せん)といい、占(せん)により変化に通じる行為を事行(じこう)という。予測できない陰陽変化、これが神すなわち神秘性である。

○書き下し文(繋辞伝より作成)
生生(せいせい)これを易と謂(い)い、象(しょう)を成す、これを乾(けん)と謂(い)い、法を效(いた)す、これを坤(こん)と謂う。数を極(きわ)め来(らい)を知るこれを占(せん)と謂い、変に通ずることを事(じ)と謂い、陰陽測(はか)られざる、これを神(しん)と謂う。

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