高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

易とは何か その6~筮竹本数の根拠

○筮竹本数の根拠
天と地を数字で表すと、天一地二、天三地四、天五地六、天七地八、天九地十となり、天の数字は五つ、地の数字も五つである。この五つの数字は、2種類の組み合わせをつくる。
天数の合計25と地数の合計30を合わせた、天地の数は55である。この55こそはすべての変化を形成し、鬼神陰陽の作用を遂行するゆえんである。55からきりよく端数の5を引くと50である。筮竹は、50本であり、用いるのは、太極を除いた49本である。
※2種類の組み合わせ 天~1,3,5,7,9  合計25 地~2,4,6,8,10  合計30

○書き下し文(繋辞伝より作成)
天一地二。天三地四。天五地六。天七地八。天九地十。天の数五、地の数五。五位相得
(ごいあいえ)て各々(かくかく)合うことあり。天の数二十有五。地の数三十。およ
そ天地の数五十有五。これ変化を成して鬼神(きしん)を行うゆえんなり。
大衍(だいえん)の数五十、その用四十有九。
※大衍(だいえん)の数~大いに広がる数字→筮竹の本数のこと

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