高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

易とは何か その10~乾と坤の対立・統一

○乾と坤の対立・統一(易の弁証法)
乾と坤の対立と統一が易の核心である。乾と坤が天地上下に分かれ、つらなることで易が成立するのだ。乾と坤の相互関係がなくなれば、易の働きを見ることもない。易の働きを見ることができなければ、乾と坤の相互関係も終息したも同然である。

○書き下し文(繋辞伝より作成)
乾坤はそれ易の縕(うん)か。乾坤列を成して、易その中に立つ。乾坤毀(やぶ)るれば、すなわちもって易を見ることなし。易見るべかざれば、すなわち乾坤あるいは息(や)むに近し。
※縕(うん)~核心、奥底

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