高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

易とは何か その11 ~吉凶悔吝の判断

いったん占った限りは、易経からのアドバイスを無視したり、見過ごしたりすると、不思議に不運から逃れられないことがあるので、易を立てる場合は、結果に従うという勇気と気構え、姿勢が必要である。

○吉凶悔吝の判断
八卦が序列どおりに並んで、万物のかたちはその中に含まれる。
八卦を重ねた六十四卦に爻を配置している。爻(こう)は、剛柔互いに推移・交錯することによって様々な変化を生じる。
卦と爻より、万物の動きが言い尽くされる。吉凶悔吝(きちきょうかいりん)は、万物の変動から生じるのである。

○書き下し文(繋辞伝より作成)
八卦列を成して、象(しょう)その中に在り。因(よ)りてこれを重ねて、爻(こう)その中に在り。剛柔相推(あいお)して、変その中に在り。辞(じ)を繋(か)けてこれに命じ、動その中に在り。吉凶悔吝(きちきょうかいりん)は、動に生ずるものなり。

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