高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

易とは何か その12~八卦の由来

○八卦の由来
むかし天下に王として君臨していた包犠(ほうぎ)氏は、上を仰いでは天体の現象を観測し下を見ては大地の形状を観察し、鳥獣の模様や土地の有様を見て、また近い所では自分の身体を参考に、遠い所では、物のかたちを見て初めて八卦をつくったが、八卦により、天地神明の徳を反映させ、万物の情報を分類したのである。

○書き下し文(繋辞伝より作成)
古者(いにしえ)包犧(ほうぎ)氏の天下に王たるや、仰いですなわち象(しょう)を天に観(み)、俯(ふ)してはすなわち法を地に観、鳥獸の文と地の宜(ぎ)とを観、近くはこれを身に取り、遠くはこれを物に取る。ここにおいて始めて八卦を作り、もって神明の徳を通じ、もって万物の情を類(るい)す。
※宜~有様、様子

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