高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

ブラ高野~渡唐口(とからくち)


鏡天満宮(福岡市博多区川端)の入口にある渡唐口(とからくち)は、大陸と行き来した遣唐使船を係留し、出発した船着き場の跡である。

遣唐使といえば、7世紀から9世紀の頃であるが、今でも鏡天満宮から100m程度離れた所に中洲中島町という地名が残っているように、この辺一帯は島であった。
現在は背振山系から流れて来る土砂が堆積して水深1m程度、浅くなっているが、当時は木造の大船が出入りできる深さだったのである。

博多は、古くから海外との貿易で財を成した博多商人が闊歩していた街であるが、中世の博多は、今よりずっと博多湾が内陸に入り込み、大きな貿易船が接岸できたのである。

現在の渡唐口

渡唐口の碑

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