高野白山の九州易占塾

徒然の記

高島呑象(たかしまどんしょう)の天才性 その1

稀代の占い師である、高島呑象先生の天才ぶりを物語るエピソードを紹介しよう。
(本名~高島嘉右衛門(かえもん)、易占家、事業家、1832年~1914年、享年83歳)

1 安政2年(1855年)の大火災・大地震を予知
⑴ 状況
大量のナマズが獲れる上、妙な釜鳴りがするため、胸騒ぎがして、易を立てたところ、離為火の上爻が出た。
この占者の凄みは、離為火の上爻は火災を暗示していないにもかかわらず離為火という卦の名称を見ただけで、大火災・大地震(死者20万人)の発生を予知したことである。
呑象先生は、山ごと木材を買い占め、財をなした。

⑵ 結果~離為火の上爻
離為火の卦辞は、
離は、貞しきに利ろし。亨る。牝牛を畜えば吉なり。
(りは、ただしきによろし。とおる。ひんぎゅうをやしなえばきちなり)

現代語訳は、
離は、正しければ良い。通る。牝牛のような柔順さを持てば吉。

上爻辞は、
王もって出征す。嘉きことありて首を折く。獲るものその醜に匪ざれば、咎なし。
(おうもってしゅっせいす。よきことありてかしらをくじく。うるものそのたぐいにあらざれば、とがなし)

現代語訳は、
王が兵を率いて出征する。戦いに勝利し、相手の大将を誅殺する。しかし、捕虜を殺さず寛大に処置すれば、咎めはない。

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