高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

高島呑象(たかしまどんしょう)の天才性 その2

1 日清戦争後の三国干渉を予言
⑴ 状況
明治27年6月28日、日清戦争開戦前に戦後の行く末を占ったところ水天需の上爻が出たため、露、英、米よる三国干渉を新聞に発表した。
※日清戦争(明治27年7月~明治28年3月)、実際の三国干渉〈明治28年4月)は、露、独、仏によって行われた。

⑵ 結果~水天需の上爻
水天需の卦辞は、
需は、孚有り。光いに亨る。貞なれば吉なり。大川を渉るに利ろし。
(じゅはまことあり。おおいにとおる。ていなればきちなり。たいせんをわたるによろし)

現代語訳は、
需は、誠実さをもってすればおおいに通る。正しければ吉。大きな川を渡って良い。

上爻辞は、
穴に入る。速かざるの客三人来るあり。これを敬すれば終には吉なり。
(あな はいる。まねかざるのきゃくさんにんきたるあり。これをけいすればついにはきちなり)

現代語訳は、
窮地におちいる。思いがけない客が三人来るであろう。真摯な気持ちで応対すれば、結局は吉

 

TOPページ

ページの先頭へ