高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

ブラ高野~重力波天文学の挑戦

重力波天文学は、ビックバンにより発生した重力波(衝撃波)を観測して、宇宙創成の謎を知ろうとする試みである。
宇宙の始まりは、光も電波も届かないほどガスがかかり、光学望遠鏡でも電波望遠鏡でも観ることができないので、今もって明らかになっていない。
100年前にアインシュタインが重力波の存在を予言したとおり、記念すべき2015年9月14日、13億光年前に二つのブラックホールが衝突、合体したときの重力波をLIGO(ライゴ)によって人類は初めてとらえることができた。
重力波検出に成功したアメリカの研究者3名はノーベル物理学賞を受賞した。

LIGO(ライゴ)は、2017年にも30億光年彼方の重力波検出に成功しており、138億光年前、なぜ特定の一点が大爆発しなければならなかったのか、ビックバンはなぜ起こったのか、宇宙の根源解明まで目途(もくと)がついたのはまぎれもない。

地震をはじめ風、雨、雪などの音波や電磁波ではなく、原初宇宙における時間と空間の巨大な歪(ひずみ)をレザー光線を利用して、揺らぎとして精確に見極める重力波望遠鏡は、次の通り世界で四箇所に設置されている。

LIGO(ライゴ)~アメリカ2台(ワシントン州及びルイジアナ州)
VIRGO(ヴィルゴ)~イタリア1台(ピザ)
KAGRA(カグラ)~日本1台(岐阜)

 

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