高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

ブラ高野~ごんぞう小屋

ごんぞうは、若松港が日本一の石炭積出港だった頃、石炭荷役として本船に石炭を積み込んだり、下したりする海上労働者、すなわち沖仲仕のことである。
気性が荒く、柄が悪く人間扱いされなかったようである。
「ごんぞうと船頭が喧嘩して人間が止めた」という趣旨の戯れ唄があったという。

肩に石炭が入った段袋を背負って延々と運ぶような過酷な重労働はもはや見ることはなくなった。
ごんぞうたちの待機所、休憩所であったごんぞう小屋は、北九州の産業の近代化を、肉体労働で支えた者たちの事績を後世に伝えていくために、当時のままを再現している。
1996年(平成8年)に完成した。

ごんぞう小屋

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