高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

暦の見方 その13 天一天上及び十方暮

・天一天上(てんいちてんじょう)
天一天上は、人事の吉凶を司るという天一神が天に上っている期間で、六十干支の30番目の癸巳(みずのとみ)の日から六十干支の45番目である戊申(つちのえさる)の日までの16日間である。
この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされた。

・十方暮(じっぽうぐれ)
十方暮は六十干支のうち、21番目の甲申(きのえさる)から30番目の癸巳(みずのとみ)までの10日間を相剋(そうこく)の凶日として設定した。
根拠は明白であるものの、相生(そうしょう)の吉日や比和(ひわ)の日も含まれるので凶日の正当性は薄弱である。

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