いのち(命)は、発生、成熟、死滅、再生の営みを繰り返すが、これを象徴したのが易経六十四卦のうち下記の陰陽消長十二卦である。
易経は、天地の法則は陰と陽の絶え間ない循環と変化である、と考えているのである。
冬が去ると、春になる。陽気が増大し夏になると、次は秋が来て、また寒い冬になる。
自然の推移は、易経が陰陽消長十二卦で表すように全地球のルールなのである。
坤為地 ➡ 地雷復 ➡ 地澤臨 ➡ 地天泰
(大地) (復活) (希望) (安泰)
雷天大壮 ➡ 澤天夬 ➡ 乾為天 ➡ 天風姤
(加速) (決断) (栄華) (出会い)
天山遯 ➡ 天地否 ➡ 風地観 ➡ 山地剝 ➡坤為地へ戻る
(引退) (否定) (観察) (崩壊) (大地)