方違えとは、直接目的地へ行かず、別の方角から吉日を選んだり、出発地を変更したりして移動することである。
方違えの事例として土佐日記では、大阪から京都に帰るのにわざわざ時間をずらして、
「それの年の十二月の二十日あまり一日の日の、戌の時に門出す」(土佐日記)
現代語訳は、
「ある年の12月21日午後8時頃に出発した」
夜の8時に大阪から京都へ行くのは、当時は治安も悪く真っ暗な中困難な旅路であった。
方違えとは、直接目的地へ行かず、別の方角から吉日を選んだり、出発地を変更したりして移動することである。
方違えの事例として土佐日記では、大阪から京都に帰るのにわざわざ時間をずらして、
「それの年の十二月の二十日あまり一日の日の、戌の時に門出す」(土佐日記)
現代語訳は、
「ある年の12月21日午後8時頃に出発した」
夜の8時に大阪から京都へ行くのは、当時は治安も悪く真っ暗な中困難な旅路であった。