高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

占いとシンクロニシティ

易を立てると、シンクロニシティが頻繁に起こります。

カール・ユングが初めて使ったシンクロニシティという言葉は、意味があると思われる偶然の一致のことを言います。

シンクロニシティは因果律の支配を受けない、と考えると、堂々めぐりするだけで、思考停止状態になります。

偶然の一致が起きるのは、何かの原因があるのではないか、と思う方がごく自然です。

こで、全人類には共通して先天的な普遍的無意識がある、というカール・ユングの仮説を援用すると、シンクロニシティの正体に迫ることができます。

の普遍的無意識を元型と呼びますが、例えば人間が誰でも持っている二重人格における裏の人格が元型の形である、とされています。

裏の人格を影と言います。

では、占いに関係した元型があるのか、という疑問が次のステップとなります。

元型の一つとして、易経の六十四卦、タロットのアルカナカードがあるのではないか、易やタロットの予言性は誰でも生まれながらに持っている、隠された才能であると仮定すると、偶然の一致が起こるのは不思議ではありません。

では、的中しないこともあるのをどうとらえればいいのか、という問題が次のステップとなりますが、当然ながら人間は神様の真似はできないので100%当てることはできず、そして的中率の高さ、低さについては、人それぞれ適性によって違いがある、ということになります。

元型のなかにある予知・予言性を引っ張り出すことができる、才能豊かな場合は、的中するからです。

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