福岡市の中央部にある大濠公園は、総面積約40万㎡、周囲2kmの公園です。
公園内に大きな池があるのが特徴で、ボート遊びをしたり、池の周囲を散歩したり、ジョギングにも最適です。
舞鶴公園や西公園とともに花見の名所でもあり、春になるとライトアップされた夜桜がとりわけ妖艶な美しさを見せます。
冬には、カモ、サギなどの渡り鳥が飛来するため、バードウォッチングの専門家が訪れ、ときには、白鳥が泳ぐ姿を見ることもできます。
大濠公園は、もともと初代藩主の黒田長政公が福岡城の外堀として縄張りした土地でしたが、大正15年、東大の先生が中国浙江省杭州市にある西湖を参考に設計して、公園としてよみがえリました。
池の中央には朱塗りの浮見堂という休憩所があり、景観のワンポイントとなっています。
今は、いい時期なので、スワンボートがのどかに浮かんでいます。
近隣は、福岡市美術館、アメリカ領事館、福岡城址など公共施設が目白押しで、高級マンションが立ち並ぶ福岡市内の一等地です。