高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

卜(ぼく)と筮(ぜい)

卜と筮は、占いの方法と目的がちがいます。
卜は、焼いた亀の腹の甲を水で急激に冷やします。
すると、ひびわれができますが、そのひびを兆(ちょう)といって、兆ごとにおよそ100種類の説明文があったと伝わっています。
卜は、戦争の吉凶や豊作、凶作など国 家の大事を占いますが、現在でも兆の事跡が残っています。
筮は、個人の問題を占いの対象として、周の時代は、蓍(めどぎ)という雑草の茎を使っていましたが、今では竹ひごです。
卜と筮をあわせて卜筮(ぼくぜい)といいます。

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