高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

四国巡礼記シリーズ~お接待の寺

七番札所十楽寺(じゅうらくじ)では、付属施設の宿坊に泊まります。

何しろ出発してから最初の宿泊なので、何となくぎくしゃくした雰囲気の中、お茶を飲みながら同じ部屋の人と初対面の自己紹介と挨拶が始まります。

神奈川、静岡、大坂と各地から参加しています。

夕食は、野菜中心の精進料理なのでおいしいというわけではありませんが、健康食といっていいでしょう。

普段の食事で、肉や魚を摂りすぎなのがわかります。

朝は、6時30分からお勤めが始まるので、宿坊から便利な空中回廊を通って、本堂へ行きます。

お勤めの時間は、20分~30分程度で終わりますので、どうということはありません。

四国八十八ヶ所の中で、空中回廊を持つ施設は、十楽寺だけです。

山門も他とやや違った趣があり竜宮城のような造りです。

朝食も終わって、バスに乗ると、先程まで祈祷していた僧侶がニコニコしながら見送りしてくれます。

使い勝手のよい空中回廊の設置、山門の楽しい造形、僧侶の見送りなど四国八十八ヶ所では他になく、旅人を暖かく迎えるお接待実践の寺です。

前日もバスの中では、名古屋の人から自家製柿のお接待がありました。

十楽寺の公式ホームページです。
http://www.88shikokuhenro.jp/tokushima/07jurakuji/

 

 

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