高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

藤田まこと

30年以上前に江戸の町方を舞台にした必殺仕事人というテレビドラマがありました。

誰がつくったか存じませんが、芥川隆行による秀逸な冒頭のナレーションが今でも記憶に残っています。

ご紹介しましょう。

「一掛け二掛け三掛けて 仕掛けて殺して日が暮れて 橋の欄干腰おろし 遥か向こうを眺むれば この世はつらいことばかり 片手に線香 華を持ち おっさんおっさんどこ行くの 私は必殺仕事人 中村主水と申します それで今日は、どこのどいつを 殺ってくれとおっしゃるんで」

藤田まこと演じる主人公の中村主水は、さえない中年の同心で、婿養子なので、義母から「ムコ殿」とばかにされながら、いったん仕事を引き受けると、正義感の強い殺し屋として縦横無尽に活躍する、という面白い内容でした。

藤田まことが亡くなって、4年近くなります。

TOPページ

ページの先頭へ