高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

令和6年の運勢 その1 一白水星生まれの人、二黒土星生まれの人、三碧木星生まれの人

一白水星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~上昇開始運
・一白水星が上昇開始運を意味する、震雷、希望、活気、露見の震宮(しんきゅう)にかぶさってきます。震宮は、自然現象では、春一番の雷、季節では心浮き立つ春、方角では朝日が昇る東、一日のうちでは夜明けを意味しています。
・今年は、九年に一度廻ってくる運気上昇の始まり、活気と希望に満ちた年になります。
・目標が達成できる年なので、迷うことがあっても自分のカンを信じて行動するといい結果になります。ただし、今年は暗剣殺がかかり、今まで隠し続けた秘密が明るみに出ますので、注意して行動する必要があります。

○生活の指針
・仕事でもプライベートでも交際、交流が活発になるにしたがって、様々な誘いがあるのが今年の特徴ですが、気持ちが先走りしやすいので、いい話と思った時こそ綿密な調査を忘れないで下さい。自分のペースを押しつけて孤立することがありますので、家族をはじめ親しい人の意見をじっくり聴く姿勢を心がけましょう。
・今年は、善いことも悪いことも露見の作用が強く働き、積み残しの問題が表面化することがあります。借金や異性問題等隠し事があらわになった場合の対応策を考えておきましょう。小さなことでも手抜きはいけません。
・職場では、仕事への意欲が出てきて、何事もテキパキ運んでさばける時です。売り上げ増大、顧客開拓が進展するでしょう。
・事業展開では、新規プロジェクトの実施を検討する時期です。ヒット商品の開発や広告・宣伝の効果が表れ、新規分野への進出の見込みがつくなど発展の兆(きざ)しが表れます。目にみえて好成績を残し、周囲の評価が高まるでしょう。
・家庭内が明るさを取り戻し、活気が出てきます。運動会やPTAなど学校行事にすすんで参加し、家族を支えるサポーターの一人として意識して会話を増やし、絆と連帯を強めて下さい。
・本来、愛情豊かで働き者ですが、今年は、急に感情的になったり、大声を出したりする傾向が出てくるので、家庭では穏やかな会話とふれあいを意識して心がけて下さい。また、各種電化製品を買い替える時期になります。
・生れつきの金銭運に加えて、今年は仕事への意欲が評価されるにつれ、収入も少しずつ増えてきそうですが、気を緩めて無駄使いしないように気をつけなければなりません。コツコツと貯蓄の楽しみを知る時です。
・今年後半から活発に動く日々が始まるので、胃腸の働きを助けるため、暴飲暴食を控え食事の時間を充分に確保して下さい。

○基本的運命
・一白水星の人は、陰か陽か、強情か柔和か、異性への好みもはっきりした性格で、凝り性で秘密を好み、付き合いは悪くないのですが、心の中をみすかされるのを嫌がるため、妙に孤独になる人が多いのが特長です。注意すべきは、自分一人で事を進めないことです。
・問題が起こった時に立ち向かっていく気迫や実力が伴わず難しい局面を解決できないことが多々ありますので、家族や信頼できる友人、アドバイザーに相談する姿勢が大切です。

二黒土星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~順調発展運
・二黒土星が順調発展運を意味する、風、信用、成長、通信、遠方の巽宮(そんきゅう)に廻り込みます。
・この年は、上り調子、加速度的に活躍、実績が認められて、社会的にもプライベートでも信用、信頼を勝ちとることができます。人の縁を大切にして下さい。思わぬ遠隔地から連絡が入り、ビジネスチャンスや新しい人間関係が生まれる時でもあります。
・未整理の諸問題や頭を悩まし続けた懸案事項も徐々にまとまってきます。公私ともに順調、今年こそ追い風の勢いに乗りましょう。

○生活の指針
・残った問題が整理できるようになり、解決へ向けてスムーズに進展していくでしょう。
ただし、優柔不断が原因で交際や信用問題でトラブルに巻き込まれる暗示がありますので注意しましょう。
・今年は通信の年に入りますので、面談するより手紙、メール、電話、ファックスなど通信ツールをフル活用して動けば話がととのいやすいでしょう。
・サラリーマンであれば、実力、実績が認められ昇進のチャンス、職場のうわさ話に動揺する必要はなく、ことの真偽を確認しましょう。また異業種の人たちと活発な交流が始まり、様々な情報をキャッチする機会がくるでしょう。
・自営業なら昨年に比較して売り上げを伸ばすことができます。交際範囲が広がり、特に遠方からの商談も調うことが多く、取引拡大、盛況の兆(きざ)しがあります。
・体力も気力も充分、縁談や新しい出会いがあり、恋愛も好調です。交際中の人は、結婚にふさわしい年となりますので、積極的に道筋をつけて下さい。
・恋愛面では、好調の気配がありますので、新しい出会いが期待できます。カップルの人は、感情が一気に燃え上がり結婚を意識するようになりそうです。
・金銭運も順調、運勢の上昇機運にのって、交際範囲が広がったり、新規事業を立ち上げたりしますが、出費が増える傾向がありますので、収支のバランスに注意して下さい。
・忙しくなると、ストレスで昔の病気が再発することがあります。十分な睡眠とバランスのとれた食事を心がけてください。

○基本的運命
・二黒土星の人は、社会の礎(いしずえ)となって他者へ奉仕するという美質を持っています。この星に生まれた人は、他人を助ければ不思議に運勢が開けていきます。
・一歩一歩足場を固め前進していくタイプで、ある意味大器晩成型でもあるので、最初に決めた方針を貫くことが賢明です。
・カムバックするまで普通以上に時間がかかるので、若い時は、転職・独立を安易に選択してはいけません。また、性格が地味な上に、我慢強く、粘り強いので、派手な仕事についてもできるだけ補佐、裏方にまわる方が利口です。

三碧木星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~生成消滅運
・三碧木星が生成消滅運を意味し、万物の生成と消滅をつかさどる中宮(ちゅうきゅう)に移動します。中宮は、鈍く妖しい光を放つ帝王の位置です。
・運勢が頂点に達するので、今年は、衰微の始まりととらえることができます。ささいなことが原因で、いきなり失職や事故・病気でどん底に落ちるようなことがあるので、要注意の年となります。
・良くも悪くも吉凶禍福のパワーが強く働き、いいことが続いたあと不運に見舞われるなど吉凶両極端、活気と停滞がはっきりあらわれます。

○生活の指針
・今年は、傲慢さや強引さ、独善的な気持ちが強く出てきますので、対立や論争を避けるよう心がけた上で、相手を思いやる豊かな心、いたわりの心が、苦境を乗りきる原動力となります。身を滅ぼすもととなるギャンブルやアルコールにはまりやすい傾向が出てくるので、適度に楽しむという自己管理を忘れないようにして下さい。
・波乱が多く、八方塞がりになることがあっても、あせらず、むやみに動かず、平常心を持ってじっと我慢しておくことが、無難に過ごすコツです。
・職場では、リーダー的存在として業務の中心になるという暗示がありますが、思いつきや力量以上の挑戦をせずに、エゴが目立ってくる時なので、チームプレイを心がける方がうまくいくでしょう。
・商売・事業では、大勝負に出るのは不可、現状維持に努めましょう。自己過信して新規事業や拡張計画の立ち上げも不可、むしろ無駄を省き、効率性向上に努めるなど内部の問題を解決する好機です。
・人とのかかわりが多くなり、異性からも注目されるので、出会いの機会が増えます。交際中の人は、嫉妬や独占欲も強くなり、相手を傷つけることがありますので、この点に注意すれば、結婚まで一気に進むことがあります。また今年は、悪縁、腐れ縁を断ち切る機会がやってくるでしょう。
・家庭でも、強引さや傲慢さが出やすく、亭主関白ぶりが不和のもとになります。身近な家族を大切にして、言い分をよく聴き、団結を強めて下さい。
・貯金や投資への関心が薄く、今まではお金に困ることはありませんでしたが、今年は株式や不動産をはじめとする投資話に乗ってはいけません。
・強運にまかせて張り切りすぎないよう、体調変化を見逃さないようにしましょう。

○基本的運命
・三碧木星の人は、冒険心に富み、知恵と感覚に頼って未知の世界にも恐れず突進していく覇気の持ち主です。善悪を厳しく峻別し、猛り狂う雷のような気迫があります。
・熱しやすく冷めやすい感情の持ち主が多く、仕事でも恋愛でもいったん見切りをつけると誰にも相談せずに退職したり、別離を言いだしたりすることは珍しくありません。
・ただ、目標の途中で挫折しやすいので、周囲の評価に配慮することと良きアドバイザーを持つことが大切です。

碧(へき)、青(せい)、蒼(そう)の違い

1 概要
「あお色」を表現するときに使われる碧、青、蒼という単語は、どこが違うのか?
碧、青、蒼の違いは「新明解国語辞典」を参考にすると次の通りである。

ア 碧~あおのうち緑が強い青、緑がかった青、あおみどり色
イ 青~よく澄んだ空の色に代表される、落ち着いた感じを受ける青
ウ 蒼~木の葉・海・空などの深い青、暗い青

2 碧(へき)、青(せい)、蒼(そう)の違い
⑴ 碧(へき)
碧は、緑ががった青色、というより緑色である。 例えば、碧玉、碧水など緑系の青を表現するときに碧を使用する。
※碧の使い方
・碧い眼をした人形
・1つの雲もない碧空(あおぞら)を仰いだ。

⑵ 青(せい)
青は、緑、水色なども含めて青色系統の総称である。信号の色をはじ め、晴れた日の空や海、月の光、病気のときの顔色などを表現すると きにも使う、普通の青である。また名詞や形容詞につく場合はあおぐ さい、というように「未熟な」「若い」という意味になる。 青は、三原色(青、赤、緑)の一つである。
※青の使い方
・真っ青な顔色をして立ち尽くしている。
・青白い月の光が窓から差し込んできた。

⑶ 蒼(そう)
蒼は、木の葉や海、空のほか、血の気のない顔色や薄暗い月の光の形 容に使われる。
例えば、は蒼海や蒼天、蒼空、蒼然というように暗い青を表現する場 合に使われる。
※蒼の使い方
・恐怖で顔が蒼ざめる。
・鬱蒼と生い茂る草木をどうにかしたい。

ブラ高野~山門入口の戒壇石

禅寺山門の戒壇石には「不許葷酒入山門」といおう注意書きが刻まれている。
これは、葷酒山門に入るを許さず、と読むが、葷(くん 匂いの強い野菜)と酒を寺院に持ち込んではならないという意味である。
葷はネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ、ハジカミの5種の野菜を言ったもので、これらは精力増強材として知られていたので、酒も含めて仏道修行のじゃまになる、ということであろうか。

戒壇石

易経の構成

1 易経の本文~経(けい)
上経(じょうけい 30卦)と下経(かけい 33卦) ←予言書

2 易経の注釈書~伝(でん) ←思想書
易経解釈のための十篇の書物である十翼(じゅうよく)
(彖伝上下、象伝上下、説卦伝、繋辞伝上下、文言伝、序卦伝、雑卦伝)

3 孔子の勉学ぶり
司馬遷によると、孔子は易経を好んだ、という。すなわち、
『孔子、晩にして易を好み、彖・繋・象・説卦・文言を序す。易を読むに韋編三たび絶つ。曰く、
「我に数年を仮し、是くの若くせば、我、易に於いては則ち彬彬たらん」と』

高野白山訳:
孔子は晩年になって易を好み、彖伝、象伝、説卦、繋辞伝、文言伝を整理した。
易を繰り返して読んだので、革の綴じひもが3回も切れた。
孔子がいうには、
「あと数年あってこのように研鑽できれば、私は、易の道理を極めるであろう」

中国の古典12「史記」Ⅳ(司馬遷著)
目次~孔子世家 270~271頁

 

ブラ高野~町子先生とサザエさん

町子先生とサザエさんが何やらひそひそ話をしている。
長谷川 町子(1920年1月~- 1992年5月)は、「サザエさん」や「いじわるばあさん」の原作者であるが、1946年、フクニチ新聞社の夕刊フクニチで「サザエさん」の連載を開始した。
自宅近くの百道海岸散歩中に磯野家の家族の名前を思いついた、という。本人はアルバイト感覚で引き受けたらしい。
磯野家の登場人物は、サザエさん以下、海に由来する、波平、フネ、マスオ、ワカメ、タラオ、カツオである。

町子先生とサザエさん(西南学院大学前)

九星気学の意義

1 意義
九星気学は西洋占星術と違って地上に想定した九つの星により方位の吉凶、運勢の変転
性格判断、人間同士の相性を判定する思想及び技術である。

2 九星の読み方は次の通りである。
一白水星~いっぱくすいせい
二黒土星~じこくどせい
三碧木星~さんぺきもくせい
四緑木星~しろくもくせい
五黄土星~ごおうどせい
六白金星~ろっぱくきんせい
七赤金星~しちせききんせい
八白土星~はっぱくどせい
九紫火星~きゅうしかせい

3 後天定位盤による九星の方位は次の通りである。
西北~六白金星
北 ~一白水星
東北 ~八白土星
東  ~四緑木星
中央~五黄土星
東南 ~三碧木星
南 ~九紫火星
西南 ~ニ黒土星
西 ~ 七赤金星

ブラ高野~福岡市庁舎

福岡市庁舎は、愛知万博の総合プロデューサーを務めた菊竹清訓(きくたけきよのり)が設計し、1988年に完成した。
地上15階、地下2階、高さ65ⅿ、延べ床面積5万㎡、行政棟と議会棟から成り、最上階には食堂があり天神を含め福岡市内が展望できる。
毎年夏になると、各フロアのテラスでアサガオを栽培する緑の「アサガオカーテン」を実施し、市民の憩いとなっている。
建設費はおよそ250億円。

福岡市庁舎

日本最初の干支(かんし)使用例

1 概要
西暦 570年の「庚寅」(こういん)や「正月六日」など銘文が象嵌(ぞうがん)された鉄製の大刀が元岡古墳群(福岡市西区)から出土している。
この大刀は年月日を特定する十干や十二支が入った、日本で最初の使用例である。

2 銘文(めいぶん)
大刀に刻まれた銘文は、「大歳庚寅正月六日庚寅日時作刀凡十二果練」と読める。
意味は、「大いなる庚寅の年、庚寅の月1月、庚寅の日6日、およそ12回鍛錬してこの刀をつくった」となる。(高野白山訳 異説あり)
銘文作者は、
「寅の年、寅の月、寅の日というめでたい時に12回も鍛錬して造った幸運の大刀である」という意味合いをこめているのである。
この大刀は、欽明天皇の時代、西暦570年1月27日に完成した。
※象嵌(ぞうがん)~鉄、真鍮に溝を刻み込み、金づちで金や銀を埋め込む保存、装飾手法。 象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味である。

ブラ高野~アクロス山

アクロス福岡(福岡市中央区天神)裏側のステップガーデンは、高さ60mの階段状の斜面に緑があふれ、まるで自然の山のように見えることから、アクロス山と呼ばれている。
公園の芝生からステップガーデンの最上階まで緑が連続して見えるよう、さまざまな200種の植物が植栽されている。
世界でも美しいスカイガーデンといわれ、まさに都心のオアシスである。
土・日曜、祝日に開園している屋上展望台からは、北は福岡タワーや博多ポートタワー越しに玄界灘を望み、南は中洲方面のにぎやかな光景と油山公園などの山並みを眺めることができる。

アクロス山

凶方位

⑴ 凶方位の意義
旅行、買い物、恋愛、仕事などおよそ人間の活動には必ず方位、方角があるが、良い結果をもたらす方位を吉方位、悪いことが起こる方位を凶方位という。
方位学は、その年によっても個人によっても次々と変化する方位の吉凶について、その法則性を研究対象として生活の一助とするものであるが、ケースによっては、八方塞がりになり、吉方取りや方違えをしなければどこへも行けない、という事態になる。
占い師として凶方位の意義や吉方取りの方法は知っておく必要があるが、方位の良し悪しは、気にする必要はないのである。
※方違え(かたたがえ)
~直接目的地へ行かず、別の方角から吉日を選んだり、出発の時間をずらしたりして移動すること。方違えの事例として土佐日記では、大阪から京都に帰るのにわざわざ時間をずらして、「それの年の十二月の二十日あまり一日の日の、戌の時に門出す」
現代語訳は、
「ある年の十二月二十一日午後八時頃に出発した」

⑵ 凶方位の種類
暗剣殺(あんけんさつ)     五黄土星の反対方向   突発的で、急激な不運・不幸
五黄殺(ごおうさつ)      五黄土星の方向     だらだらと続く不運・不幸、
歳破(さいは)        十二支の反対方向    物事の破綻、失敗
本命殺(ほんめいさつ)     本命星の方向      自己責任による不運・不幸
本命的殺(ほんめいてきさつ) 本命星の反対方向    外部要因による不運・不幸
月破(げっぱ)        十二支の反対方向    物事の破綻、失敗
定位対冲(ていいたいちゅう)    定位置の反対方向  最終段階の破綻、失敗
※対冲は、反対側のこと
月命殺(げつめいさつ)     月命星の方向      自己責任による不運・不幸
月命的殺(げつめいてきさつ)     月命星の反対方向  外部要因による不運・不幸
日破(にっぱ)        十二支の反対方向    物事の破綻、失敗

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