高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

誤訳の効用

浄土三部経のうち、無量寿経のなかで阿弥陀如来の前身である法蔵菩薩が決意表明をされるくだりがあります。

その部分を抜き出すと、「たとい、身は、もろもろの苦毒の中に止まるとも、わが行、精進して、忍んで終に悔いざらん」(浄土三部経~岩波文庫版)

これを現代日本語に訳すと、「たとえ、私の身体は地獄の中にあっても、努力して修行し、忍耐を重ねて最後まで後悔することはないであろう。」(浄土三部経~岩波文庫版)

しかしながら、サンスクリットからの日本語直訳では、「たとえわたくしがアヴィーチ(阿鼻地獄・無間地獄)に行き、(そこに)常にとどまることになろうとも、誓願の力をひるがえすことはないようにしよう。」(浄土三部経~岩波文庫版)

漢訳書き下しのテーマは、忍耐して最後まで後悔しない、となりますが、サンスクリットからの日本語直訳では、誓願の力をひるがえすことはない、と強調して、同じ日本語訳ですが、意味が違っています。

善意か悪意かわかりませんが、漢訳は、サンスクリット原文の誤訳ということになります。

しかしながら、無量寿経は宗教書なので、評価の基準を宗教的感銘のレベルにおかなければなりません。

サンスクリット原文を書いた人が漢訳を読むと驚くでしょうが、実は、法蔵菩薩のお言葉としては、誤訳である漢訳の方が高い宗教的価値を持つと言わざるを得ません。

サンスクリットからの直訳は、さらっと書いているので、ああそう、という気持ちになるだけですが、漢訳書き下しを読むと、ある種の悲壮感が残り、行動へのエネルギーが湧いてくるからです。

 

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人相シリーズ~相貌(そうぼう)

・顔全体を相貌(そうぼう)という。

・最初に顔全体を眺めて、順次、命(めい)、官禄(かんろく)とみていき、最後にもう一度顔全体をみて顔の形、色ツヤ、明るさ、暗さなど印象を確かめるのが人相鑑定の要領である。

・顔の形は以下の三種類に分類できるが、形によって性格に特徴がある。

(1)顔の形が逆三角型

・額が広く、あごが細い。

・頭髪が柔らかく、眉毛も細く柔らかい。

・学問、知識、教養が深く、理論派である。

・頭はいいが、やや感情に走る傾向がある。

(2)顔の形が四角型

・眼は、大きめできつく、努力家が多い。

・意思力、実行力に優れている。

・頭髪は、太く荒い。

・眉毛は、堅く濃い。

(3)顔の形が丸型

・鼻は丸味があり、肉づきが良い。

・唇が厚く、下あごも肉づき良く、丸い形になっている。

・歯並びが良く、耳も豊かである。

・命(めい)が広くも狭くもなく、性格が楽天的である。

 

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人相シリーズ~奴僕(ぬぼく)

・上唇と下唇の横線を境として、頬の下の部分を奴僕(ぬぼく)といい、部下運、子供運をみる。

・ここの肉がなくさみしい感じの人やあざや傷があると、いい部下に当たらないか、子供との縁が薄い。

・ふくよかで、福々しい印象の人は、部下や目下と良好な関係を築き、細かいことにこだわらない性格である。

・この部分に暗い色がでれば、部下の裏切りが近い。

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人相シリーズ~男女(だんじょ)

・下まぶたは、男女の交わりとその延長である子供運が表れるので、男女(だんじょ)という。

・ここは、性機能の強弱や変化をみるところで、ホクロや傷がなければ肉体的に満ち足りた男女関係を送る。

・妊娠して50日間は、下のまつ毛が立ち、そのあとホルモンの分泌により紅色が出て少し潤む。

・ホクロは、泣きボクロといって、子供のために苦労する。

・皮膚がきれいで、盛り上がっていると、健康な子供に恵まれる。

 

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人相シリーズ~妻妾(さいしょう)

・目尻を妻妾(さいしょう)と呼び、ここでは恋愛運をみる。

・縁談では、男性は左の目尻、女性は右の目尻に薄い紅色が出て、さらに命(めい)、田宅(でんたく)の色ツヤも良ければ申し分ない。

・ムッチリと肉づきがよい人は、水商売をすると人気が出て結婚も早い傾向がある。

・色ツヤがすすけたように悪くなると、夫婦間、恋人間でトラブルが起こる。

・男性で青暗い色になっていれば妻や彼女の病気、女性では夫や彼氏の病気を疑う必要がある。

・ニキビや赤い点、また薄茶色や黒い色が出たときは、異性との不仲、トラブルが起こりやすい。

・この部分から上に青筋が立っている人は、異性との離別が避けられない。

 

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人相シリーズ~田宅(でんたく)

・眼と眉毛の間、上まぶたを指す田宅(でんたく)は、田畑と宅地の意味であるが、ここは、相続運や引立運を表す。

・田宅が広ければ親の職業、仕事をひき継いだり、遺産を相続する。

・会社では上司から抜擢を受けたり、また昔から長寿の相といわれ、性格が温厚である。

・きれいでツヤのある場合は、仕事も家庭生活も順調であり、ほんのりと紅色がでると恋愛がうまくいっている証拠である。

・眼と眉の間が極端に狭い場合は、親の遺産を引き継ぐことはできない。

・すすけた暗い色に見える場合は、内臓疾患、神経症を疑わなければならないが、疾厄(しつやく)がきれいな色をしていれば病気の心配はない。

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人相シリーズ~兄弟(けいてい)

・眉全体を兄弟(けいてい)と呼び、主に親や兄弟との縁を表す。

・毛並みが美しく長い眉は、親兄弟との縁が深く、長寿の相である。

・眉の長さが眼の長さより短い場合や眉が薄い人は、肉親との縁が薄い。

・眉のなかにある大きなホクロは、その人の聡明さを表す。

・眉骨が目立って高い人は、寿命が長く文学や音楽等芸術的才能に恵まれる。

 

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人相シリーズ~遷移(せんい)

・額の両側でやや上部の部分を遷移(せんい)といい、遠隔地における物事の変化をみるところである。例えば、遠方の取引先の良否、転居や旅行の可否を表す。

・きれいな色が出れば、遠隔地での交渉、取引が順調に進む。

・旅行前に暗いくもりが出ると、楽しい旅行は期待できない。

・ホクロがある人は、遠方取引の窓口となってはいけない。

人相シリーズ~福徳(ふくとく)

・眉の上部に指を横に当てた範囲を福徳(ふくとく)といい、財帛とともに金銭運をみるところである。

・ピカピカ光り冴えた色をしている人は、事業、商売が順調で、金まわりが良くなる。

・皮膚がしなびたようになり暗くみえれば不意の出費がまぬがれず、黒い色が目立てば事業、商売をしても大損して生活が苦しくなる。

・この部分に傷がある人は、金運がないため、金もうけ、商売に不向きな人である。

 

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人相シリーズ~財帛(ざいはく)

・財帛(ざいはく)は、鼻頭(はながしら)を指し、主に金銭運を表す。

・色ツヤが良いのは、健康で金銭運好調のときである。

・鼻筋が通って肉づきがよく、小鼻が張ってきれいに輝く人は、金まわりがいい。

・すすけたように汚く見える場合は、ギャンブルで負けたり、商売で赤字が出るなど金に行きづまっている証拠である。

・赤い点や赤い苞(ほう)ができていれば、金策の不調を暗示する。

・二つの鼻孔は、二つのかまどを意味し、両方の形、大きさが揃えば、旺盛な生活能力、財運豊かとみる。

 

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