出張鑑定3月のスケジュールをお知らせします。
場所は、中央区大名、中央区役所前のカジュアル・ハート(連絡先:092-791-7447)です。
日時は次のとおりとなっています。
落ち着いた静かなサロンです。
3月7日(木)18時00分~20時00分
3月15日(金)18時00分~20時00分
3月19日(火)18時00分~20時00分
3月29日(金)18時00分~20時00分
寒い時期にはなぜか万葉集の貧窮問答歌(山上憶良)を思い出すことがあります。
貧窮問答歌、さわりの一節をご紹介しますと、
~堅塩(かたしお)を 取りづつしろひ 糟湯酒(かすゆざけ) うちすす(啜)ろひて しはぶ(咳)かひ 鼻びしびしに しか(然)とあらぬ ひげ(髭)かき撫(な)でて あれ(吾)をお(除)きて 人はあらじと ほこ(誇)ろへど 寒くしあれば 麻ぶすま 引きかがふ(被)り~
概ね次のような意味です。
「堅くなった粗末な塩を少しずつなめて、酒粕を溶かしただけの酒を啜ると、咳がでて鼻もむずむずしてくる。ろくに生えていない髭を撫でながら、自分のほかたいした人物はおるまい、とうそぶくものの、寒くなって麻の夜具を引き被り……」.
なにげないおかしみとペーソスを感じさせる情景が浮かびます。
明日(2月4日)は、太陰暦で正月節にあたり、1年の始まりを意味する立春です。
立春は、二十四節気の冒頭にくるお知らせで、何か心が浮きたつ思いがあります。
運勢を見る場合も平成25年といえば、平成25年2月4日の立春から翌年の2月3日ま
でが1年間となります。
したがって、平成25年2月3日までは前年の平成24年となります。
明日からいよいよ新しい1年が始まリます。
「平成25年の運勢」は、トップページの「相性判断」にカーソルをあてると出てきます。
地元の人は、福岡のことを博多と呼びます。博多の名称が広く福岡都市圏を指すとすると、市民は、どこへ行っても「博多から来た」とか「博多に帰る」と言って、「福岡から来た」とか「福岡に帰る」とは言わず、福岡という地名は、ごく自然に使わないようです。
この理由は、博多という地名への愛着、そして後漢の昔から中国大陸との交流拠点であったという独特の文化意識を持っているからでしょう。
博多を理解するキーワードを挙げると、人口約150万人の商業都市(福岡市)、派手で開放的な市民性、現代の宿場町、柔らかな博多弁、奴国の故地といったところでしょうか。
ここ二、三日急に暖かくなっています。
高野徒然の記第一回目でした。