高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

筮竹の操作法

筮竹の操作法のうち三変筮法をご紹介しましょう。
下記の手順に従って操作します。

1 50本の筮竹から1本を引き抜いて、筮筒に立てる。
(筮筒に立てた1本は占いには参加しない。)
2 両手で筮竹を持って、テーマを一心に念じる。
3 筮竹を扇型に開き、気合とともに二つに分ける。
4 右手に残った筮竹を筮竹台に置く。
5 筮竹台に置いた筮竹から1本を取り出し、左手の小指と薬指ではさむ。
6 左手に残った筮竹の束をしならせながら2本をまとめて4回はらう。
(八卦なので8本を除外していく作業である。)
7 左手の小指と薬指ではさんでいる1本と余った本数を合計して、八卦を出して、6個の算木のうち、下の3個を並べ変える。
8 もう一度、3~7を繰り返すが、今度は算木の上3個を並び変える。
9 3回目は、爻を出すため、2本をまとめて3回はらい、残った本数を数えて爻とする。
10 筮筒の1本を両手に戻し、50本をもって一礼して終了する。

ブラ高野~松本清張記念館

推理小説家で古代史の研究家でもある松本清張氏(1909年~1992年)の記念館は、功績を後世に残すため、平成10年北九州市小倉城跡に開館しました。

この記念館は、東京都杉並区高井戸のご自宅外観や書斎、書庫、応接間を当時のまま忠実に再現している展示室が見どころです。

正義感が強く、いつも弱い者の味方であった松本清張氏は、新聞社の給仕をしながら、戦後すぐ「或る小倉日記伝」で芥川賞を受賞し、代表作として、ビートたけし主演でおなじみのミステリー「点と線」や人間の哀しさを描き切った「砂の器」があります。

易経の正義

易経の12番目天地否の否は、否定の否、同じく11番目地天泰の泰は、安泰の泰を表します。
自然の様相のように、天が上にあり、地が下になっている天地の卦が否定を意味し、逆に地が上にあり、天が下になっている地天の卦が安泰を意味するのはなぜでしょうか?

天地の卦は、柔である地の上に、剛である天が乗っている形で、重い剛の天が軽い柔の地を押しつぶす、とみます。
逆に地天の卦は、柔である地が剛である天の上に乗っているため、両者とも均衡がよくとれて安定した状態を示す、と捉えます。
易経における正義の内容は、実はバランスよく調和した世界の実現なのです。

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