易経六十四卦のうち、「水雷屯」、「坎為水」、「水山蹇」、「澤水困」を四大難卦(よんだいなんげ)といいます。
テーマに応じて無数にある解釈の一例を挙げると、水雷屯は、結婚は不可、坎為水は、投資詐欺にご用心、水山蹇は、足の怪我、澤水困は、生活苦が始まる、となります。
ただ、易経は、絶え間ない循環と変動を思想の根底においているため、万一四大難卦が出ても悲観することはありません。
今が悪くても将来は必ず良くなるのだ、と思って、これを軽いアドバイスと受けとめ、充分に用心しながら対処すればいいし、もちろん中止してもかまいません。
占いは、行動のヒントであり、指針だからです。
徒然の記
易の四大難卦
ブラ高野~浅草花やしき
流転の運命学
物事は吉の裏に凶がひそみ、凶の次には必ず吉の揺り戻しが来るという流転性を避けて通ることができません。
易占学や九星気学をはじめとする運命学では、陰と陽、混沌と調和が一瞬で位置を変える循環運動の永久性、生成と発展と消滅を無限に繰り返す連続性が世界の実体である、とみています。
占った結果が吉であっても気を緩めず油断することなく、凶の場合は、焦らずじっと我慢してチャンス到来を待つことが肝要でしょう。
~幸運は衰微のきざし、不運はリベンジのはじまり~
(幸運であっても思い上がらず、不運であっても落ち込まず)
ブラ高野~忠犬ハチ公の銅像
JR渋谷駅のハチ公改札口を出ると、忠犬ハチ公の銅像が見えます。
ハチは、今から93年前、1923年(大正12年)に秋田で生まれました。
飼い主の上野氏が亡くなって3日間ハチは、エサを食べず、その後死ぬまで10年間毎日のように渋谷駅まで上野氏を迎えに行き続けたといいます。
わかりやすい場所にあるので、ハチ公の銅像は、「ハチ公前」といって待ち合わせの目印になっています。