易占いやタロットに限らず九星気学も含めて、占いの効用には、進路選択もさることながらほかにも人間性あるいは事物の本質把握があります。
古代ギリシャの賢者は、「汝自身を知れ」と教えたそうですが、実は、自分が何者であるか理解するのは思うほど容易なことではありません。
八卦の思想と九星気学のデータを組み合わせた性格判定法である傾斜法を使えば、自分であれ他人であれ、その人物の好みや憧れなど心理の深い部分を知ることができるし、宿命のありようを調べると、人物の本質部分も把握できます。
本命星による九星性格論も五行による相性論も己を知るための有力な手段の一つです。
占いは広い意味では、シンクロニシティを活用した占いと連綿と続いたデータの蓄積結果である統計に分類できます。
易やタロットは、説得力がある指針が次々と出てくるし、九星気学や姓名判断は統計であってもその真実性を無視することはできません。