高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

九星による社会運 その2

二黒土星の年(2016年、2025年、2034年)

・暗剣殺~八白土星
・坎宮~七赤金星

この年は社会全体に安定、安全志向が高まり、おおむね穏やかに時が過ぎてゆく。
労働問題の一つとして労働者派遣制度の大幅な見直しや農業関係では農産物の輸出促進が課題となる。
実用的で安価な商品が好まれるので、「100均」のカスタマーが増える。
またやわらかいものや地味なものも好まれる。
色は黄色かベージュが人気となる。
二黒土星中宮の年は、西南の八白土星に暗剣殺がつくので、八白土星が意味する不動産業や旅館・ホテル業が伸び悩みトラブルが多い。
坎宮に七赤金星が入るので、七赤金星が表す金融業界、レジャー産業の営業不振が目立つ。

1908年~イタリア地震、ロンドンオリンピック
※中宮は、ちゅうきゅうと読む。

ブラ高野~玄洋社跡

福岡市中央区舞鶴のドコモ舞鶴ビル敷地に「玄洋社跡」という石碑が立っている。
そのそばの記念碑には次のような銘文が書き込まれている。
「明治、大正、昭和と激動する世界の中にあって、日本の独立を守りアジアの解放を目指して活躍した玄洋社は、自由民権運動の中で明治十二年(一八七九)誕生した。
以来昭和二十一年(一九四六)解散まで、六十七年にわたりこの地を本拠地として活動を続けた。
平成九年十月
社団法人 玄洋社記念館建之」
自由民権運動が盛んな時期に、玄洋社は博多で設立された、アジアの解放を目的とした政治活動団体であった。

玄洋社跡

玄洋社記念碑

 

九星による社会運 その1

一白水星の年(2026年、2035年、2044年)

・暗剣殺~六白金星
・坎宮~六白金星

この年は社会全体が暗い穴に落ち込んだように、先の見通しが立てにくく、何かと不安材料が多い時である。悲しい出来事、傷ましい事故が多くなる。
水に関する事件、例えば渇水、豪雨、水害が増えるであろう。
1936年2月26日、日本では2・26事件が起こった。
ファッションでは色は黒色が流行するであろう。
一白水星中宮の年は、六白金星が北方の坎宮に入り、さらに暗剣殺がつくので、六白金星が意味する航空業界の業績停滞、銀行・金融業界の混迷が続くであろう。

1936年~ベルリンオリンピック
2008年~ミャンマーサイクロン、北京オリンピック
※中宮はちゅうきゅう、と読む。

高島呑象の天才性 その3~牢獄の暴動から逃れる方法(六変筮法)

⇒天澤履の水風井に之く
1 状況
国内から金の流出が止まらないため、信用不安、貨幣価値低落・物価上昇により人々の生活が苦しくなったことが幕府滅亡の一因とも言われる。
金売りの罪で幕府に捕えられたものの、呑象先生は一人で罪をかぶって入牢した。
以下は、牢内で脱獄への加担を強要された時に時間稼ぎのため六変筮法により、助かる方法を占って出た大成卦である。

2 本卦(ほんか)~天澤履
虎の尾を踏むが、危険から脱出できる。

3 之卦(しか)~水風井
往来する人は井戸を使い恩恵を受ける。

4 結果
牢内には井戸の釣瓶のような、「道成寺」という着替えを入れるカゴがぶら下がっていたが、深夜真っ暗な中脱獄騒ぎがあり牢内で殺し合いがあった際、牢名主であった呑象先生だけはこのカゴに飛び乗って朝まで隠れ事なきを得た。
「道成寺」はまさに水風井が教える、命の釣瓶(つるべ)であった。
易によって救われた事例である。

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