NPO法人九州易学開運学院

徒然の記

ブラ高野~クラリンドウ

クラリンドウはリンドウという名称がついているが、リンドウとは別種でヒマラヤ原産、高さ1~2mの常緑小低木である。
花は、香りがよく、蝶が舞っているかのように見えて美しい。
垂れ下がって咲く純白の花は、ブライダルベールとも呼ばれている。
花が開くのは11~12月頃である。
果実は直径0.7㎝程度、熟すと黒紫色になる。

クラリンドウ

十干(じっかん)の意味

十干は五行から派生した概念であり、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の総称である。古代中国殷王朝(BC17世紀)の時代に使われた、という。
十二支と同様に草木(そうもく)の発生、繁茂、成熟、死滅の過程を十段階に区分し、説明したものである。今でも十干十二支としてなじみ深い暦注(れきちゅう)である。

甲(きのえ)~よろいかぶと、という意味で種子が厚い皮を被っている状態をいう。

乙(きのと)~きしむ、という意味で、幼い芽が伸びずに曲がっている状態である。

丙(ひのえ)~あきらか、という意味で、草木が充分に成長し、その姿がはっきり とした様子を表す。

丁(ひのと)~壮年の男子、という意味で、草木が成長し充実してきた様子を示す。

戊(つちのえ)しげる、という意味で、草木が繁茂して大地を覆うほど盛大となった様である。

己(つちのと)~やむ、という意味で、草木の繁茂が極限となった様子である。

庚(かのえ)~あらたまる、という意味で、草木が実を結んで春の訪れを待っている状態である。

辛(かのと)~あたらしい、という意味で、草木が枯れ果て新しい芽吹きを準備している状態である。

壬(みずのえ)~はらむ、という意味で、種子の中に新しい生命がはらまれた状態を表す。

癸(みずのと)~はかる、という意味で、種子にはらまれた生命が長さを測れるほど伸びた状態である。

ブラ高野~乙女サザンカ

乙女サザンカは、バラのようなピンク花を咲かせ、色合いが鮮やかである。
秋から冬にかけて咲く清楚な花が美しい。
高さは、2mから8mにもなるが、剪定にも強く栽培しやすいので、生垣や庭木として利用されることが多い。
鉢植えにすれば高くても1.5m程度、剪定により高さも大きさもコントロールできる。

乙女サザンカ

爻(こう)の期間~講談師伊東潮花の事例

爻における期間は、原則一つの爻で2月間を表すが、一つの爻を1年とみた珍しい事例を紹介しよう。
講談師の伊東潮花は、60歳の時に、寿命について自分で易を立てたところ、雷澤帰妹の五爻が出たが、その解釈をしたのが高島呑象先生である。
高島呑象先生は、最後の五爻まで五つの爻があるので、一つの爻を1年として、伊藤潮花の天命はあと5年とみたのである。
それから必死に働き、蓄財を重ねた伊東潮花は、先生に感謝しながら65歳で鬼籍に入った。
なお雷澤帰妹は帰魂(きこん)の卦である。
死を暗示する帰魂の卦は、五爻の陰陽を逆転させた場合、上卦と下卦が同じ内容となる。

ブラ高野~福岡市民ホール

60年にわたり親しまれてきた福岡市民会館を継承する施設として、福岡市民ホール(福岡市中央区天神)が2025年3月に開館する予定である。
天神の中心部に近づき利便性が増した施設は、約2000席の大ホールに加え、中ホール(約800席)や多様な用途に対応する小ホールを備えるなど、福岡の新たな文化振興の拠点として文化芸術空間を創出していくであろう。

福岡市民ホール

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