NPO法人九州易学開運学院

徒然の記

ブラ高野~南瓜

福岡市美術館の敷地内にさりげなく置いている南瓜の作品は、前衛の女王の異名をとった、草間彌生の野外アートのひとつである。
表面の黒いドットと色彩が、観客の視覚に特徴的に訴えかけるものがある。
完成は、1994年、ウレタン塗料の仕上げ、縦横2m、高さ2.5mである。

南瓜

相性判断(あいしょうはんだん)

人間関係の良し悪しは、実は相性(あいしょう)で決まっている、という。
ただ、なぜ相性があるのか、誰も説明できず、これは人間の一生を支配する本命星に由来している、というほかない。
九星気学では、五行の原理である相生(そうしょう)の関係と相剋(そうこく)の関係を根拠にして相性を説明している。
五行思想では、木、火、土、金、水の五つの自然要素による相互の影響関係を相生と相剋という。
相生は、仲良しで気が合う間柄、相剋は、なんだか虫が好かない相手である。例外はあるにしても、数々の実例をみると親子、兄弟でも五行の原則が持つ親和と対立の関係から自由になることは難しいようである。
人間関係がうまくいかない場合は、相手の本命星を調べて、自分と相剋の関係になっていないか確認する必要がある。
相性を調べれば、相手の本音がわかる時があり、別の対応ができるからである。
同じ本命星同士の関係は比和という。
相生と相剋の関係を手掛かりに、実例に照らし合わせながら連想能力を働かせると不思議に説得力がある結果が出る。

※五行思想~人間も宇宙も、木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)の五つの自然要素からなり、相互に影響し、盛衰生滅を繰り返しながら、循環していくという説。

ブラ高野~博多券番

券番は博多芸者の予約や出演料の支払い、清算を行うための取次所である。
博多に初めて券番が出来たのは、1889年(明治22年)、福岡市博多区相生町に相生(あいおい)券番が設けられ、八年後には中洲券番も誕生した。
大景気により大正時代には、五つの券番が存在したものの、その後戦時体制で消滅した。
終戦後、中洲券番と水茶屋券番が復活した。
1985年(昭和60年)には、券番が一つにまとまり、博多券番となった。

博多券番

八卦の意味

易経の八卦(はっか)は次のような意味がある。
1 乾(けん)
~天、西北、高く真っ蒼な空、父、活動、威厳、質実剛健、夫、目上、男子、王様、高官、硬さ

2 兌(だ)
~澤、西、八の字に口が開き、喜ぶさま、悦び、飲食、金銭、歌手、世話役、詐欺師、おしゃべり

3 離(り)
~火、南、次々に飛び移っていく炎、華麗、顕現、離合集散、情熱、熱狂、光、太陽、上り、兵士

4 震(しん)
~雷、東、春に鳴り響く雷、新進、活気、奮闘努力、顕現、雷雨、地震、電話、ドラム

5 巽(そん)
~風、東南、さわやかな一陣の風、信用、成長、遠方、調う、出入り、商人、風来坊文書(メール)

6 坎(かん)
~水、北、生き物が絶滅する大洪水、陥没、困難、秘密、暗い、障害、落とし穴、雨、雪、氷、船員、漁師、下り

7 艮(ごん)
~山、東北、行く手にそびえ立つ山、停滞、変化、強欲、囚人

8 坤(こん)
~地、西南、どっしりと根を下ろした大地、母、誠実、仕事、謙譲妻、大衆、目下、女子、柔軟

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